高野悦子『二十歳の原点』1971,現在の学生からは想像もできない精神、全共闘運動での孤独 現在の『二十歳の原点』は14歳から20歳までの三部作と 云う内容で全てKindleで購読できる。1971年に新潮社から 刊行されたのは三部作の最終巻、1969年1月2日から6月22 日までの日記となる。実家には中学生時代から書き綴った 日記が残されていた、残された日記からというなら「にあ んちゃん」があるが、作者は亡く… コメント:0 2024年02月05日 続きを読むread more
宇野浩二『思いがけない人』1957,滋味に富む随筆集、人情の世界を綴る さて文学の鬼とも称される宇野浩二の戦後の随筆集である。 初版は1957年、宝文館から刊行、古書としては入手は難、全 集には収録されている。といって、まず宇野浩二を知っておか ねばならないと思う。 宇野浩二、ちょっと宇野重吉と間違える人がいる。その大正 8年、1919年の出世作『苦の世界』を知っておけば、この随筆… コメント:0 2024年02月05日 続きを読むread more
新聞がそれほど「脱炭素」を信奉するなら何よりも紙の新聞をやめるべき 確かに既成メディアの代表である新聞、日本の新聞であるが 、支配的なプロパガンダには毛筋の幅ほどの疑念も示さない。 いうまでもなくヨーロッパの放った「共産党宣言」の後継で る脱炭素ドグマ、「グレタ教」は、「人類の歴史は階級闘争 の歴史である」、「生産様式などの下部構造が人間の精神、そ れに基盤を持つ諸文化などの上部構造… コメント:0 2024年02月05日 続きを読むread more
内閣支持率調査、無意味では?小選挙区制における民意の反映の困難さ 3日ほど前だったか、夜、スマホにいきなり0800‐500‐6615 からのコール、正直、見慣れぬ電話番号で不審な詐欺電話? と疑ってただちに拒否とした。調べたら内閣支持率調査とわ かった、・・・・・出て意見を表明すべきだった?とも全然 、思わなかった。その結果なのか、いまさっき「内閣支持率 27.6%」とかいうニュース項… コメント:0 2024年02月05日 続きを読むread more