八代目坂東三津五郎、フグ中毒死は実は覚悟の自殺だった?未亡人と生さぬ仲の三人の娘たちとの闘い

    あの八代目坂東三津五郎がフグの肝臓を多量に食し、死亡 したのは1975年、昭和50年1月16日である。京都南座での初 春興行『お吟さま』に出演の時期、であった。1月15日、公 演後に馴染みと数名で京都市内、木屋町通四条上ルの料理屋 「政」に出かけた。食通で通っていた三津五郎であり、京都 市の条例で禁止されているフグの…
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日本人は墓石を思い切って低くすべき!耐震性、移動性、謙虚な精神の発露のため。理想は樹木葬か

   このたびの能登半島大地震でも墓石の倒壊の被害が莫大だ ったという。世界屈指の地震大国、日本である。激震のたび に墓石の倒壊がお決まりのように発生している。その修復、 再整備となると個人で対応すべきだから、全て修復、整備は 容易ではない。そもそも墓を継ぐ、単に継ぐだけではなく、 寺院とのつきあい、お布施、また庫裡、屋根の…
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有明夏夫『サムライの末裔』1979,苦いユーモアに得も言われぬ哀感

 さて、有明夏夫さん、1981~1982頃だろうか、NHKで「なに わの源蔵事件帳」、その原作者、『大浪花諸人往来』で直木賞 受賞、1936~2002,大阪出身、福井県に疎開、同志社大工学部 中退、サラリーマンをやりながら作家を目指す、デビュー年は 1972年、直木賞受賞は1978年、実は「小説現代新人賞」を「FL 無宿の…
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