遺骨に意味はない、遺骨に霊など宿らない。墓も結局、消え去るものと知るべき

    従来の墓制度が大きく揺らいでいる。日本の場合、墓制度 は仏教の権力の二号化、支配機構の末端を広く受け持つ葬祭 機能に特化したこと、明治以降の庶民も家父長的家制度に染 まることになった、その結果と云える。非常に固定的な社会 体制、状況が前提という従来の墓制度だが、もはや後継者が いない、いても檀家制度の枠組みでの墓の維…
コメント:0

続きを読むread more

ソルジェニーツィン『煉獄のなかで』、実は「スターリン時代研究所報告」という皮肉と含蓄に富む体制批判の傑作

   タイトルから想像すると悲惨な、もしや北朝鮮の散々なあの 強制収容所に近いような惨劇を描いている?と早合点しかねな いが違う、実はこの作品は長編である。しかも内容はユニーク で深い、根底には実に鋭い批判精神がある。日本文学ではちょ っと見い出しすぐれものだ。大江健三郎さんはこの作品を「ス ターリン時代研究所報告」と名づけ…
コメント:0

続きを読むread more

生涯、運転免許を保持する秘訣、なるべく運転しない、知らない道を走らない、検定試験と思って運転?

 日本は超々高齢化時代、我が身も高齢化は避けられないが、 増加するゆえに高齢者への風当たりが厳しくなるばかり、日本 が若い国で高度成長の時代、新聞などマスコミ関係は、ただた だ「若者の無謀運転」を日々、徹底報道、攻撃していたが、そ の圧倒的な数の若者が高齢化して多数派を形成し始めると、こ んどは「高齢者から運転免許を奪い取…
コメント:0

続きを読むread more