宮野彬『安楽死』1976、今なお安楽死についてのランドマーク、「安楽死はしょせん殺人の一種」

 著者の宮野彬さんは1933年、昭和8年の生まれ、中央大学 法学部卒、明治学院大学法学部教授、「安楽死協議会」の 理事を長く務められた。この本は現在は電子書籍のKindle un- limitedでも読むことができる。  時折、安楽死が話題になることがある。最近では京都の ALSの女性患者を医師が個人的に金を受け取って…
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中村メイコの新婚初夜物語、母親に厳命されていた「おつかれさま」

 さて、昨年、戦前から子役、戦後の黎明期の放送を支えた、 それは黒柳徹子と並び称される、黎明期を支えた二人と云え る「中村メイコ」旧姓が中村五月、五月を英語でmayだから メイコ、われわれの世代は昭和30年代初期の「田舎のバス」 の歌に尽きるが、1959年から1961年まで三年連続で紅白、紅 組司会を務めた、とにかく明…
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八木義徳『摩周湖』1971、北海道を舞台の創作、「北方的野生への憧れ」と哀しみ、強味と弱味が錯綜する

   八木義徳さんの文章を私が初めて読んだのは高校時代で 旺文社から出ていた雑誌『螢雪時代』へ八木さんが寄稿さ れた受験生、高3向けエッセイである。内容はよく覚えて いないが「現在私はある女子短大で文学の講義を行ってい る、彼女らの笑顔に接するのは私の幸福である」というよ うな文章があったと思う。全体として円満な、単に円満…
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ブルックリン・パーラーOSKミニライブ「Tale of Genji」記念撮影していただきましたが、私は陰陽師?

    さて、昨日は大阪の心斎橋ブルックリン・パーラー(イタ リアンカフェ)で継続的に公演されている大阪歌劇団OSKの ミニライブ公演に出かけた。19時スタート、正味の公演は30 分、終了後、個別に出演者との記念撮影(ただし限られた演 目に限る)という内容。Tale of Genji、美しい京都の古来の 建物がスクリーンに映…
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