村松友視『上海ララバイ』1984,村松梢風の孫が千駄ヶ谷、上海幻影で描く自伝的作品

    村松友視を語る際に、決定的な存在は祖父の村松梢風である。 その存在感は比類ない、と云って済まされないのだが、村松梢 風は戦前上海に渡り、上海にぞっこん、佐藤春夫と芥川龍之介 による村松梢風排斥運動などもあった。川島芳子を描いた「男 装の麗人』は戦後、彼女の立場を悪くしてしまった。漢奸とし て川島芳子が処刑されたその責…
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NHK,朝ドラ、「ブギウギ」終了、最終回はイントロなし、OSKを全国にアピールの功績大

    今日でNHK、朝ドラ「ブギウギ」が終了、イントロなし、は なぜだろうか、ユニークではあった。私もたまに見るだけだっ たが、笠置シズ子がモデル、その所属のOSK、松竹楽劇部の事 情も無論、ストーリーでは一体のもの、また服部良一さんとの 遭遇とそこで与えられたブギ、でも笠置シズ子さんの生涯は、 あまりに複雑怪奇でさえある…
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井上ひさし『自家製 文章読本』1984,建前の凡庸さを超えた本音の文章作法

    これは1934年生まれの井上ひさしだから50歳のときの本、 それまでに実は既に『私家版 日本語文法』、戯曲『国語事 件殺人事件』などという、国語学、文法論へのこだわりを披 露していたが、つにもっとも書きたかった?「文章読本」を 刊行となった。或る意味、井上ひさしは、言葉の天才、魔術 師というべきか、専門の日本語学者に…
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