粕谷一希『二十歳にして心朽ちたり、遠藤麒一朗と「世代」の人々』1980,

 粕谷一希という人は一般にはさほど知られていない、と思う が知る人ぞ知る、の著名人である。1930~2014,旧制一高から 東大法学部、戦後の東大である。終戦時15歳で戦中派と云える。 保守派!で知られ、嶋中社長にその保守性を見込まれて中央公 論社、その中で多くのセクションを回って最後は「中央公論」の 編集長、それを197…
コメント:0

続きを読むread more

大谷翔平、根本は金銭感覚の麻痺だ、ここまで早く大谷神話が崩壊するとは

    正直、どうでもいいが、大谷翔平の米国内での評価の下落 が想像を超えるレベルのようだ。ピート・ローズが引き合い に出されている。もう人気、評価は天上まで達し、ドジャー スとの年俸トータル、1000億円という冗談にしか聞こえない 超巨額の幻影が駆け回っていた、というのに、である。  7億円近い大金が大谷翔平の口座から…
コメント:0

続きを読むread more

東山魁夷『わが遍歴の山河』1957、苦労人ぶりが窺える自伝、旅の思い出がメイン

    東山魁夷さんの文章が高校の国語教科書、明治書院に載っ ていたから、「何だか苦労人だな」と感じた記憶はあった。 そこで、この日本画家、東山魁夷さんの自伝『わが遍歴の山 河』を読むと、やはりそうだった、という思いがする。この 自伝、東山さんの少年時代からの旅の思い出の記述が中心と なっている。だが単なる紀行文でも旅の印象…
コメント:0

続きを読むread more

裁判常勝のNHKでは困ります、受信契約強制と云うなら公共放送の意味を徹底して再検討すべき

    NHKは裁判に無類に強い、まさに常勝である。裁判所は NHKの公共放送概念をそのまま認め、その帰結としての「受 信契約」もNHKの言う通りに認めて、NHKに必ず勝訴させて いる。つまり「公共放送」はその当然の帰結で「受信契約の 強制」を正当化する、というわけである。「視聴したくない ものは見ない」と「契約自由の原則」…
コメント:1

続きを読むread more