本多勝一『アメリカ合州国』1971,「差別と暴力」の国、アメリカを暴いた歴史的著作

 当時、朝日新聞記者だった本田勝一が書いた歴史的著作で あると思う。今はすっかり国のプロパガンダ広宣新聞になっ て保守化した朝日新聞だが、当時は非常に反権力、反米的な 論調で一貫していた。ともかく、日本人が抱きがちなアメリ カへの甘い幻想を打ち砕く、強烈な内容だったが、読まない 人のほうが圧倒的に多い日本だから、いま…
コメント:0

続きを読むread more

人生でやり残したこと?さらに空虚に生きることを追求したい

    人生でやり残したこと、よ考えたら、要するに何もなし得 ていないので、具体的に取り上げたところで際限がない。旅 行だって本当にろくにやっていない。親族のある歯科医、も う甲東園の歯科医院は畳んでいるが、世界遺産を夫婦で旅行 して回る、ということを長年、続けていた。私は持病もあっ て、そもそもパスポートを取得してこともな…
コメント:0

続きを読むread more

宮脇昭『植物と人間』1970,生命界を支える植物への人間の奢りへの批判

    太陽エネルギーは植物によって保存される。それは光合成 である。CO2と水と太陽エネルギー、これから有機物の生成、 これが栄養のスタートとなる。CO2から植物は酸素を生成する、 植物は地球上での唯一の酸素供給者にして有機物生成、気候条 件、水分収支、動物の盛衰を基盤でコントロールしている。植 物こそが地球上の生命を支え…
コメント:0

続きを読むread more

新年度、みんな加齢でみんないい

   時間の区切りをどこに置くかだけの問題だが、日本の場合 は正月、年のはじめととも4月1日からを新年度という慣習が ある。小学校は4月1日生まれは前年度といっしょに入学、と なるわけだが。でも新年度となると、小学校から大学まで、 私は事情で多岐にわたる年度の同期生がいるが、その彼ら、 彼女らも着実に加齢しているんだな、と感…
コメント:0

続きを読むread more