『裏の木戸はあいている』山本周五郎の人間肯定の文学は、しょせん半面の文学ではないのか。

    『裏の木戸はあいている』は聞けば評価の高い作品だとい う。山本周五郎は長編、中編、短編と極めて多い。筆致はす べて独特に滑らかでヌメッとしている。濡れ場を描くのに長 けている。人情物が基本で人間肯定の文学理念に基づく悲喜 劇である。「~は~している」式の作品のタイトルを山本 周五郎は愛用した。『樅ノ木は残った』もそう…
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タクシーが絶対的不足、バス便減少、公共交通の危機的状況、壊滅か

 今日は花見の絶頂、観光地での賑わいはインバウンドも 相まって凄まじい?はずだが、観光地に限らず、日本中、 津々浦々、タクシーの絶対的不足がこれも凄まじい。今日 も出かけようてして、午前10時に、とタクシーに予約を入 れようとしても、「もう全て予約済みです」とつれない返 事。ド田舎も並の地方も都会も観光地、もである。奈良で…
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