海音寺潮五郎『天と地と』1963,上杉謙信の青年期(若い時代まで)を描くが歴史ロマンからはほど遠い。いいのはタイト…

    この作品は海音寺潮五郎が「週刊朝日」に1960年1月から 1963年3月まで長期連載したもの、上杉謙信の若い時代を描く が、原作を読むとその当時の保守政治家「三木武吉」がどう のこうの、という説明的な文章が続き、歴史小説に期待する 何か、ロマンの雰囲気にかけていると感じた。例えば井上靖 の戦国時代小説と比べて作家とし…
コメント:0

続きを読むread more

今年、2024年は昨年まで2年続きの少雨傾向と真逆、自然は必ず帳尻を合わせる

    天候は年度によっては少雨で渇水の年もあれば雨続きで冷夏 の年もある。自然は必ず帳尻を合わせる傾向がある。極端な例 は1993年の記録的な冷夏、雨続きの日照不足、翌年はカンカン 照り、太平洋高気圧の二段重ねという酷暑、少雨の大渇水、で、 大渇水の1994年からは1993年の日照不足による米の不作による タイ米騒動がおき…
コメント:0

続きを読むread more

北杜夫『輝ける碧き空の下で』1982,明治以降のブラジル移民を描く一大叙事詩

   日本文学にはメジャーではないが、南米移住、ブラジルへ の移住日系人ジャンルというものがある。代表は石川達三、第 一回の芥川賞を受賞した『蒼氓』、その後も石川達三はブラジ ル日系社会を見続けた。また谷崎潤一郎の妹は再婚し、結果的 にブラジルに移住した。さらなる弟(谷崎精二ではない)は和 歌山の旅館の下足番、これは余談であ…
コメント:0

続きを読むread more

メタ、自民党の成りすまし詐欺広告削除要請に「ゼロ回答」の疑問?シンガポール統括本部の事実上の独立の可能性

 日本の有名人の成りすまし、詐欺誘導広告、投稿に対し、 自民党がアメリカのメタ社幹部を呼び出し、ヒアリングを 実施し、成りすまし詐欺広告や投稿の削除を要請したが、 結果は実質「ゼロ回答」というあきれたものだった。  あの副社長「できることは何もない、 We can do nothing at all」いったいなぜ?であ…
コメント:0

続きを読むread more

倉敷市長選、伊東香織市長が無投票で5期目。新幹線「倉敷駅」は可能か?各駅停車の在来線のみの倉敷駅では、ちょっと

    さて、倉敷市長選挙、伊東香織市長の人気は不動で誰が対抗 で出馬しても太刀打ちできない、との思惑だろうか、無投票 で5期目が決定した。正直、伊東香織市長の継続は市民が望む ところである。福岡県出身、東大法学部から当時の郵政省へ、 中央官庁にキャリア採用されると地方自治体に出向させられて 経験を積まされる。伊東香織市長は…
コメント:0

続きを読むread more