谷崎松子『倚松庵の夢』1967,あまりに特殊な夫婦関係は結局、幸福だったのか

 谷崎松子、1903~1991,谷崎潤一郎の三番目の妻で松子は 再婚となる。非常に特殊な夫婦関係である。谷崎潤一郎は非 常にブルジョワ趣味なのだが、谷崎精二を除く弟妹は、弟は 和歌山の旅館の下足番、妹は少女時代、親戚に養子にやられ、 結婚後、ブラジル移住している。晩年の『瘋癲老人日記』異 様な趣味性である谷崎潤一郎だ。…
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13年乗ったインプレッサGH2(2011年式)驚愕の維持費!計算したら1000万円に迫る!ボクサーエンジンの極悪燃…

   しかし、今の心境は微妙以上だ。今まで何台も車を乗り継い だ、もちろん長期間乗った車もある。今年で1999年1月から 2011年6月末まで乗ったマツダ、ファミリアショートワゴンを 超えた。ただし走行距離はファミリアが多いと思う。13年でイ ンプレッサDBA-GH2は130300kmほどである。30km以上離れた 母親のも…
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成瀬巳喜男監督『驟雨』1956,原節子が名女優に見えるほどの好演、佳作だが味わい深くも退屈な映画だ

   成瀬巳喜男監督は前年の1955年、林芙美子原作の『浮雲』 を映画化し、不朽の名作という評価を得た。あの時代と境遇 を表すため主演の高峰秀子、森雅之が徹底したダイエットで 痩せ細ってロケに臨んだという努力作、水木洋子脚本だった がそれと同じく、東宝、水木洋子(文化学院)脚本である。た だ映画『驟雨』の原作はあの吉行淳之介…
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