最終結論「川端康成の自殺」の真相、稲垣足穂の川端文学完全否定と三島由紀夫の稲垣足穂への極端な傾倒 1972年の4月だったろうか、川端康成は自宅から少し離れた マンションの一室で自殺を遂げた。その自殺の原因については 臼井吉見の「事故のてんまつ」が刊行され、論争を呼んだ。川 端の養子の東大教授だったかが訴訟を提起した、とかあったと 思うが、私は臼井吉見の安曇野売出しの番外編のように思えた。 山口瞳の文章を肝心な部分でそ… コメント:0 2024年05月05日 続きを読むread more
一生、私を見守ってほしい五月人形、母親、祖父を見返したい そもそも、私は五月人形という存在、風習を長く全く知らな かった。私の方の親族で五月人形を男の子が祖父母から贈って もらったなんて話も光景も見たことがない。それほど貧しい家 系ということだったのだろうか、無論、家内の方の親族はしっ かり贈ってもらっている。女の子ならお雛様も、だが私にまつ わる現実はその通りで、五月人形と… コメント:0 2024年05月05日 続きを読むread more
東峰夫『オキナワの少年』1971、明るく乾いた筆致で哀切な情景を描く 1971年に文學界新人賞、翌年に芥川賞受賞だが作者は文壇 にはまったく見向きもせず自分の人生を生きた。編集者から 思想検閲を受けたことが文壇を離れた原因と云うほどで、と にかく自己の思いを偽らない、というなら半端ない。1938年 のお生まれと云うから、もう86歳か。ミンダナオ島で生まれ、 敗戦で1945年、大分県に。翌… コメント:0 2024年05月05日 続きを読むread more
報道の自由度の世界ランキング、日本の70位はまだ高い?際限もない愚民化と洗脳の道具化 国境なき記者団による2024年の「報道の自由度」世界ラン キングで日本は昨年の68位から70位とわずかに順位を落とし た。日本は愚民化の徹底した国で「日本は素晴らしい世界に 冠たる民主主義国、言論の自由は比類ない」と実は思い込ん でいる国民は相当に多いのだ。学校教育段階でこの愚民化は 叩き込まれる、権威に媚びる卑屈さ… コメント:1 2024年05月05日 続きを読むread more