梅原猛『水底の歌』1974,柿本人麿、水死説という野心的な説を提示し、斎藤茂吉の「定説」に挑む 法隆寺論で日本古代史に大きな議論を呼び起こした、その 後である、今度は柿本人麿の終焉にまつわる野心的な説であ る。いかんせん、古代の人物すぎる、万葉集には紛れもなき 和歌が載せられている。確固たる歴史的資料が乏しい。謎だ らけでらう。実在は間違いないだろうが、その実在の有り様 も確実性がない。要はあの和歌である。 … コメント:0 2024年05月23日 続きを読むread more
石井正弘参議院議員(岡山選挙区)政界引退、岡山県知事時代の「ちゃぶ台返し」が生んだ空前の大水害への責任は重大 元岡山県知事(在任期間:1996~2012)その後は参議院議員 に転進、元通算官僚の大願成就で岡山県自民党本部長の地位に もあった。だがその岡山県知事在任中の一つの判断、長年討議 され、着工寸前だった高梁川水系の治水工事(小田川の付け替 え工事)を「工業用水の需要が想定より減少している」という、 いたって「通産官僚」… コメント:1 2024年05月23日 続きを読むread more
寺内大吉『だいこく(梵妻)』1957,寺院内のどろどろ愛欲描写で丹羽文雄、水上勉ばりだが、不徹底 晩年は浄土宗宗務総長、さらに2001年には増上寺の第87代 法主というまさしく要職に就かれた寺内大吉さんだが、他方 でスポーツ解説、競輪などのギャンブルにも造詣が深い、深 い以上だが、世俗の心にも深く通じた方だった。ベレー帽で 人前に出てトレードマークとっていたものだ。 1955年に『逢春門』でサンデー毎日大衆文… コメント:0 2024年05月23日 続きを読むread more
(元祖)「つぶやき館」再スタートからまる5年で6830回、森鴎外のひそみに倣って 奇妙な風の吹き回しで2009年11月ころだったか、ウェブリブ ログでスタートした「つぶやき館」、実はその前、何年か「た かが歯医者、されど歯医者」というブログを続けていた。正確 な期間は記憶にないが最低、3年以上は続いた気がするが、こ れは当時、小6の娘のセミ不登校でショックの私が打ち切った ということだった。で、再開を… コメント:0 2024年05月23日 続きを読むread more