フランス語の「文法的性」と志賀直哉の「国語のフランス語への移行論(日本語不完全論)」 ネットでもフランス語の名詞(形容詞、冠詞も含むが)の 文法的性がよく話題になっているようだ。別にフランス語に 限った話ではなく、いわゆる印欧語族(インドヨーロッパ語 族)は原則として、完全に文法的性を脱却したに等しい英語 は例外として、全て文法的性を持っている。冠詞や、形容詞 も文法的性genderを持つし、動詞もその主… コメント:0 2024年06月02日 続きを読むread more
『革命家 吉田松陰、共和制への展望』1973,寺島五郎著(徳間書店)、天皇制否定、民衆革命家論はやはり無理がある この本は吉田松陰が民衆蜂起により共和制を実現することを 夢見ていた、いうならば革命家であった、と非常に熱っぽい筆 致で述べられている本である。 著者によると「吉田松陰は皇室否論者であり、全くの情熱的 な共和制の信奉者であった」人民の友だったというのである。 言うまでもなく松陰は竹島占領の重要性を力説するな… コメント:0 2024年06月02日 続きを読むread more
加齢は深海への潜行に似ている?苦渋の過去は過去の意味すらない! 普段、起きて生活しているときは、ほとんど意識の世界に 上ることもないが、睡眠中は潜在する過去の記憶が、良い記憶 ならいいが、苦渋そのものの記憶がやはり蘇ってくる。確かに この世に生きることの家賃は高い、では済まされない酷薄なも のだが、過去はどうにもならない。生きれば生きるほど、過去 が、その苦渋な記憶がまずます積み重… コメント:0 2024年06月02日 続きを読むread more