ドナルド・キーン『日本の文学』中公文庫、2020年、没後一年に寄せての復刊 ドナルド・キーンさんは2019年に不運に亡くなられたが、そ の没後一年を機会に復刊、最初の邦訳出版は1963年のはず。京 大留学前のケンブリッジ時代の講義をベースにした内容で翻訳 はあの吉田健一さん。 この本の目的はキーンさん、以後著者と呼ぶが、「日本の文 学で驚嘆し、また美しいと感じた作品」を欧米の読者に紹介… コメント:0 2024年06月25日 続きを読むread more
都知事選、結局、権謀術策の権化、小池百合子の三選に。石丸伸二候補への中傷報道が目立つ 私は政治に入れ込むくらい、人を破滅させるものはないと 思っている。どの候補が好き、嫌いと云ったところが基本的 には無名の市井の民には関係ない話である。いわんや、東京 都民でもない私があれこれ思っても笑止千万、都民が小池百 合子が好きでたまらない、というならそれがご自由だし、万 一、落ちても私になんの恩典もない。当たり… コメント:0 2024年06月25日 続きを読むread more
忘れられるマニュアルミッション、MT車のシフト操作の秘訣、シフトダウン時の「ダブルクラッチ&中ふかし」 現状でも新規運転免許取得者でも30%近い人はマニュアル 免許を取得している、日本はなにか国に遠大な思惑でもあっ たようで「オートマ免許」を新設した。それもだいぶん前、の 話である。それが実に狡猾な目的があった、と思わざるを得な いのは現状を見ればわかる。こ「今度こその精疾患絶対」の制 度である。・・・・・とまあ、愚痴… コメント:0 2024年06月25日 続きを読むread more
「死んで生きよ」の人生哲学、高木彬光『白昼の死角』での金融王・金森光蔵の言葉「私だって何度も死んだ人間だよ」 「死んで生きよ」とは、時に聞く言葉ではある。では、どこ かの哲学に、文学に問われたら、意外に見つからないものであ るが、私は高木彬光氏の傑作『白昼の死角』の中の一場面で出 てきた「死んで生きよ」という言葉が最も印象に残る。この作 品は終戦後、実在した「光クラブ」をモデルにした「太陽クラ ブ」、実在の山崎晃嗣はここで隅… コメント:0 2024年06月25日 続きを読むread more