村松梢風『殿下』1961,戦時下、戦後の皇族を描いた幻の小説、救いがたい世間知らず

 これは村松梢風の幻の小説である。1961年発表、昭和36年 であり、60年安保の翌年である。  この小説の主人公となるのは戦時中に「空の宮様」と呼ば れた滝本宮靭彦殿下だ。外見がそれらしい貴族的、公家的な 風貌、品の良さ以外に、格別何の取り柄もない。戦前と戦時 中は皇族という、明治以降の日本では絶対的特権を存分に享 …
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2024年も半分過ぎようとしている、梅雨空は続いている、焦りの心境

 もう2024年も半分が過ぎようとしている、今日も梅雨空、雨 はまだ降っていないようだが、夜中からは本降りになりそうだ。 現在は、気象が徹底して政治の道具であり、虚心坦懐に天気に 向かい合う、というのが難しい時代だ。全ての現象は「人為的 排出のCO2によって惹き起される異常気象、異常現象だ」とい うあまりに極端な一元論、こ…
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普通科高校でも会計学を必修にすべき、この社会に生きる人間として必須の知識

 どこかで読んだような気がするがあのゲーテが「会計こそ 人類の獲得した最高の智慧である」、・・・・・だったか、 とにかく簿記会計の重要性、価値を述べているのは確かであ る。私は別に税理士とか企業の経理担当などとか、業種がど うこうではなく、この社会に生きる者として会計学、簿記会 計の知識こそ最低限以上に必須の知識だと痛感す…
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