松永伍一『ふるさと考』1975,講談社、「ふるさと」のもつ多くの問題を深くえぐる。「毒薬」としての「ふるさと」 1975年の初版刊行、だが「ふるさと」論考本については、 まず最も鋭くえぐっていると思う。「ふるさと」、望郷の念 はまことに好ましいイメージを与えられている。無論、ふる さとに限りない苦渋、汚辱にまみれた心の傷をいやおうなく 持っている人は多い。室生犀星の詩を思えばいい、「ふるさ とは遠きにありて思うもの」だが遠くにあ… コメント:0 2024年07月22日 続きを読むread more
福山市が広島県であり続けると失うものが多すぎる。安芸のおこぼれ狙いの卑屈な辺境意識 最後の県境設定で備後の東端の福山市は「広島県」に編入 された。それまでは小田県、深津県で東の備中の大半と一体 化した県境だった。全く気風も異なり、西に偏した広島市、 備後と安芸という異質な組み合わせ、何よりも福山市と広島 市は遠すぎるのである。 東西に長い、というなら静岡県、遠州と駿河、西の浜松と 静岡… コメント:0 2024年07月22日 続きを読むread more
ハリス副大統領、「トランプを倒せ!」クルックスの母!民主党指名はまずは? 日本の既成メディアが喜びそうな大統領候補は現副大統領の ハリス女史である。すでにその傾向は顕著だが、従来の傾向 でリベラルイメージの民主党候補、硬派の共和党候補の対決 で意外に軟弱リベラルの民主投候補が当選というパターンも ある。ニクソン辞任で副大統領から大統領となったフォード、 これがあのカーターと当たり、カーター… コメント:0 2024年07月22日 続きを読むread more
中国の台湾侵攻が中国、台湾共倒れを誘い、日本復活の起爆剤、第二の朝鮮戦争となる可能性 「その軍事作戦が実行可能」ということと「その軍事作戦の 発動による結果が利益となるか」は全くの別物であることは、 あまりに明らかであるが、それを深く考えようともしない軍人 、軍事的野心にかられた政治家たちによって歴史上、とんでも ない結果としての国家的損害を蒙った歴史的事実はあまりに多 い。日常生活でもし喩えて言うな… コメント:0 2024年07月22日 続きを読むread more