伊藤整『感傷夫人』1956、用心深く綿密な構成、読後何も残らないような作品だ 伊藤整の現代小説だが知名度の低い作品である。今では当た り前以前の「職業婦人」キャリアウーマンだが、まだこの作品 の頃は珍しいとも云えないが、多少は希少だったのだろうか。 亡き夫への感傷に生きる美しい未亡人、藤崎妙子。才気煥発 な有能なキャリアウーマンの立松正子、二人は女子大の同級生 であった。 妙子の亡… コメント:0 2024年09月01日 続きを読むread more
世界で一番、悲しい卒業証書の話。あり得ない話。卒業38年後にゲット、即座に焼却処分 もし世界で一番、悲しい卒業証書、というものがあるとする なら、私の高校の卒業証書である。ちょっと他に類例がない、 別に戦争があったわけでもなく、平時でこのような例はちょっ とあり得ないと思う。それには私の育った異常な家庭、両親の 行状と密接である。それなくして、このような事態は生じてい ないと思われる。私もちょとこん… コメント:1 2024年09月01日 続きを読むread more
旧車を末永く維持する秘訣、その整備交換費用にリボ払いの利用の効用。車を手放しにくくなる。 この先、自動車を巡る状況がどう転ぶかわからないが、私は 純エンジン車はこの上なく貴重と信じる。HEV,BEV,さらにE-po werどれも実用上、あまり語られない大きな欠陥を持つ。この 世から純エンジン車が消えれば、バッテリー絡みでHEV,BEVな ドが立ち往生してもブースターケーブルで救ってくれる車はな くなってし… コメント:0 2024年09月01日 続きを読むread more
どうする、すぐ止まる東海道新幹線!大動脈にして劣化しやすい低規格新幹線、日本の時限爆弾! 愛知県知事ではないが、「東海道新幹線は特別な新幹線」 である。まさしく日本の大動脈である。それゆえ最も早い 時期に、1964年、東京五輪開会式の10日ほど前に開通した。 今なお、日本の真の意味の大動脈である。かりに将来、りリ ニアが開通しようと、それはあくまで補完でしかない。リニ アは運用維持費が非常に高コストでJR東… コメント:0 2024年09月01日 続きを読むread more