竹山道雄『昭和精神史』,戦後の進歩派批判というワンパターンが過ぎないか。タイトルは内容にそぐわない

    竹山道雄、1903~1984,「ビルマの竪琴」はあるが保守派 の論客のイメージが強い。その「保守派」の原点めいた本が これだろう。基本的には当時で云う進歩主義、への批判的ス タンスは明らかだ。最初は新潮社から、だいぶんあとになって 中央公論などから。  最初の4節までは左翼的、唯物史観派による明治から昭和 史解…
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人生は、99%の「渡る世間は鬼ばかり」と1%の「渡る世間は神ばかり」

    実は99.9%の「渡る世間は鬼ばかり」としたかったが、 ちょっと長くなるので99%とした。これも、個人差が相当に あると思う。実に人からほどよく扱われ、すんなりこの世を わたって行ける人もいれば、私のような人間もいる。まあ、 私は極端だろう。そもそも、実の母親が、笑われるだけだが 、宇宙開闢以来の悪意とゲスを煮詰めて…
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偉大なる大衆・児童小説作家、高垣眸(旧制矢掛中学、早稲田卒)「快傑黒頭巾」、「まぼろし城」から「恐怖のミイラ」、「…

 正直、あの小学生低学年時代、テレビで怖かった「恐怖のミ いいら」(宣弘社)また「豹の眼」(宣弘社、月光仮面の後継番組) の原作者、高垣眸(たかがきひとみ)が私の出身校、矢掛高校の前 身、旧制矢掛中学の先輩とは知らなかった、卒業後、早稲田大 学卒業後、紆余曲折の末に大衆小説の道に。その作品、はどう 考えても著名な作品も含ま…
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石破内閣の大臣たち、健康保険証廃止を続々、明言。要は国民の代表ではなく官僚の傀儡

    「デジタル社会」と「マイナカード」は実は何ら本質的に 結びつかない、そもそも、カード絶対はデジタル社会の本質 に反しているし、他にやるべきことはいくらでもある。まし て健康保険証廃止なんて、マイナカードを作れない、更新で きない、という人は数限りないのに、生命、健康を人質に、 要は徴税のための資産洗い出しのためなんだ…
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一病息災は容易なことではないが、無病もまた厄災である。

 一病息災という言葉がある。一面の真実である。この場合の 病は慢性病を意味する。ある意味、深刻な慢性病でなければ、 一病息災などという言葉に組み入れられるものではない、と は思う。別に厳密な定義などないが、古くは日本人の国民病 の肺結核、そして現在の国民病の腎臓病は代表的なものだろう か。もちろん、慢性病の種類も数しれない…
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