唐木順三『中世の文学』中世の文学を通じて現代を考える。難解さは否めない まず唐木順三の代表的著作だろう。まず総論的な「中世文学 の展開」から始まって、各論として「鴨長明」、「吉田兼好」 、「世阿弥」、「道元」、「一休」を経て「芭蕉の道」にいた る項目など、およそお馴染みのものばかりだが、ともかく中世 の文学精神の根源と、その展開を明らかにしようというコンセ プトであると思う。 唐… コメント:0 2024年11月21日 続きを読むread more
井上靖『幽鬼』1959,明智光秀を描くが、実際の光秀とかけ離れているようだ 単行本に『幽鬼』が収録されて刊行されたのは『楼蘭』の タイトルのもとの単行本で刊行されたのは講談社からで昭和 34年、1959年であった。現在は「講談社文芸文庫」からタイ トルに入って出版されている。 『幽鬼』とか信長暗殺、政治権力に取り憑かれた明智光秀 を井上靖なりに解釈し、描いたものだ。信長暗殺の絶好の機 … コメント:0 2024年11月21日 続きを読むread more
日本保守党の重要な政策、「脱炭素原理主義への反対」、愛知県小選挙区で勝利の要因、自然破壊と日本の弱体化の防波堤にな… 日本保守党はこの衆院選で3議席を獲得、うち一議席は 愛知県一区の小選挙区であった。日本保守党が従来の明治政 府策定のドグマの遵守がメインであるのは仕方がないが、実 は他の政党と明確に異なる重要な主張を行っていること、こ れこそ現実的な意味を持っている。 それは「脱炭素原理主義」への明確な反対である。環境主 義… コメント:0 2024年11月21日 続きを読むread more