広津和郎『怒れるトルストイ』何を主張しているのか?

    『怒れるトルストイ』は広津和郎が大正五年、1916年に 広津和郎、まだ27歳の若い広津和郎が発表した著名な文学 評論である。それをしかし「青空文庫」で読むことは出来な いのである。中央公論社からの広津和郎評論集『自由と責任 についての考察』に収められている。巻頭である。この本は 戦後の本で『怒れるトルストイ』を収録の…
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正直、生涯でボーナスなど一度も貰ったことはないです。別にほしいとも思わなかった

 12月、それと7月だろうか、日本ではボーナスシーズンであ る。個人自営業者かいわゆる非正規でないかぎりボーナスは 基本的に貰うはずだ。もちろん正規雇用でも別に必ずボーナス を貰えるわけではない。民間なら業績も影響はする、がまず、 この日本社会はボーナスを受け取るものの割合は高い。昔は、 特に公務員は口座振込でなく直接、現…
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城山三郎『大義の末』1959、直木賞受賞直後の作品、皇太子殿下をめぐり、著者の痛切すぎる個人的な体験を綴る

 城山三郎さん、名古屋のお生まれである。東京商大、1958年 、昭和33年下期の直木賞受賞、作品は『総会屋錦城』で、実は これで結構、総会屋から嫌がらせを受けられたようだ。でその、 直後の作品である。皇太子殿下、ご成婚の話題でもちきりの世 相と時期が重なった。だが著者には切実すぎる体験があったの である。要は「皇太子と…
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バラの断捨離の決断の季節、一句「断捨離の定めの薔薇の帰り咲き」

 バラはまだ冬剪定は先の話だが、今年のバラの嫌な言葉だが 「通信簿」、言い換えてアチーヴメントを行い、新たなバラ苗 の導入と同時の断捨離を行っている。新たに購入のバラ苗は既 に5つに及んでおり、それはほぼ同数を断捨離しなければなら ないことを意味する。  とにかくバラは世話が焼ける。別にガーデニングではバラだ けでも…
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