福原麟太郎『芸は長し』1956,シェイクスピアと日本の古典芸能についての話

    今年、世界バラ会議が開催される福山市出身の英文学者の 福原麟太郎のエッセイ、戯曲文学と演劇、主に日本の古典的 な芸能についてのエッセイを集めたもの。現在も、入手可能 である。ただエッセイと云ってエッセイばかりではなく、講 演、演劇評、書評など雑多を極めている。それをともかく一 冊の本としている。前半は福原さんが専門と…
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消費税減税は悪手と言う前に、海外への大盤振る舞い(ベトナムの脱炭素事業に2.9兆円など)消費税の30%以上は実質、…

   「消費税減税は悪手」という政治家の発言が多い、先日も 自民党の河野が云ったそうだ。マスメディアの情報操作、世 論もるにせよ、「悪手」発言に「賛同」にコメントもあった という。国民にも「ザイム真理教」は相当、浸透しているよ うだ。もともと消費税を導入の竹下内閣、が「安定財源のた めに直間比率の改善」それに「超高齢化社会の…
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中谷宇吉郎『日本のこころ』1951、文藝春秋、随想集。読者をからかっているのだろうか、これを「日本人のこころ」と言…

    この本は昭和26年、1951年に文藝春秋社から刊行された本で 360頁を超える。多くの随想を収録したもので、その中の一つの 随想が「日本のこころ」である。だから一冊の本の『日本のここ ろ』を論じるのはその数多くの随想を読むことであるが、「青空 文庫」の「日本のこころ」は随想集の中のタイトルエッセイ「日 本のこころ」で…
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