新村猛『ロマン・ロラン』岩波新書1958、外面的記述はおもしろいが精神に切り込んでいない。

 岩波新書で刊行されていた新村猛『ロマン・ロラン』である。 ロマン・ロランといえば反射的に『ジャン・クリストフ』ある いは平和主義者、という日本人のイメージである。倉田百三の 『出家とその弟子』を絶賛、その評伝である。  まずロマン・ロランの家系から始め、1866年、フランス中部 のクラムシーに生れ。14歳のとき一家…
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スバルのボクサーエンジンの欠点、時代遅れで現状では生き残れない、BYDの新開発ドライサンプ方式ボクサーとの比較

 スバルはエンジンは全て現在はボクサーエンジンである。 私は長くスバル車に乗ってそのボクサーエンジンについて 大いに疑問を感じている。それがボクサーエンジンという 基本的な性格に由来するのかと考えると、その側面はある。 ただ現在、他メーカーの車に乗ってみて、その静粛性、な めらかさ、燃費の良さに驚くのである。ただ重要な点は…
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古畑種基(法医学)の回想(前半):下山事件は法医学では幼稚園レベル、「死後轢断」は明白。理解できない警視庁捜査一課…

    下山事件については多くの本が出ている。柴田哲孝さんの 「最後の証言」は非常に示唆に富む。最大の疑念は、なぜ警視 庁捜査一課が事件発生一ヶ月も経たないのに「自殺断定」をし たことである。しかし、・・・・百歩譲って自殺としても国鉄 総裁がよりによって国鉄の鉄路を自らの遺体を散乱させ、汚す などということがあり得るだろうか…
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