日本全体の赤報隊化、鈴木邦男の告白、「赤報隊の思い通りになってしまった」
の思い通りに進んだわけである。彼らの送りつけた文章でひときわ
特徴的なことは嫌韓感情である、その前のソウル五輪で韓国人から
容赦なく浴びせられた日本代表選手たちへの罵声、ある意味ここに
現在の嫌韓愛国、国家主義の発端がある、といってあながち的外れ
ではない。赤報隊の文章でもソウル五輪での日本選手への罵声に
憤慨していることは顕著に見て取れる。
1987年5月3日、祝日である。この祝日ということが赤報隊がサ
ラリーマンであることを示している。その夜、朝日新聞西宮支局
に突如、目出し帽をかぶって散弾銃を持った男が侵入、夕食後
くつろいでいた三名の記者に向かって無言で銃弾を発射した。小
尻記者は致命的な重傷、その後死亡。犬飼記者は右手の指が吹き
飛ばされた。犬飼記者も何年か前死亡した。
それまであまり使われれいるとは云えなかった「反日」という
言葉を声明文で頻用していることは大きな特徴であり、これはその
まま日本の右傾化とともに定着したこと、これは重要である。
日本の「伝統」を朝日が破壊しているとしきりにまた述べてい
る。伝統すなわち復古幻想を自らの正当性の根拠としている点は
今時の日本の右傾化の潮流に完全に合致しているし、日本会議や
神道政治連盟と同じである。また元寇に韓国人が協力したことを
根に持っていることなど、日本全体が赤報隊化したという表現は
まさに適切と言える。あの声明文は基本的に日本会議、ネトウヨ
そのものである。産経新聞の関係者が犯行に関わっているのでは?
との憶測もあるくらいだから産経の文章と思えばそのまま合致し
ている。
1990年5月17日名古屋の韓国人会館法科についての犯行声明
文は
告
わが隊は 反日韓国を 中京方面で処罰した。
韓国はいままで 日本にいやがらせを続けてきた。
このまえのオリンピックで日本選手にいやがらせをしたが 日本政府は文句をいわなかった。
マスコミも事実をつたえなかった。
政府はもうすぐくるロタイグの無理な要求のいうままになっている。
韓国人は モンゴルの手先になって われわれの先祖を殺しまくった。
日本人は そのうらみをわすれない。
ロタイグはくるな。
きたら安全は保証しない。
くれば反日的な在日韓国人を さいごの一人まで処刑していく。
反日マスコミと手先になってうごく日本人も処刑する。
わが隊は 日本人の誇りをけがすものをゆるさない。
二千六百五十年 五月十七日
赤報隊 一同
「伝統」を正当化の根拠としていること、を示す声明文、朝日
新聞西宮支局襲撃の四ヶ月ほど前、1987年1月の朝日新聞本社の
放火の声明文である
告
われわれは日本人である。
日本にうまれ 日本にすみ 日本の自然風土を母とし日本の伝統を父としてきた。
われわれの先祖は みなそうであった。
われわれも われわれの後輩も そうでなければならない。
ところが 戦後四十一年間 この日本が否定されつづけてきた。
占領軍政いらい 日本人が日本の文化伝統を破壊するという悪しき風潮が、世の隅隅にまでいきわたっている。
およそ人一人殺せば死刑となる。
まして日本民族全体を滅亡させようとする者に いかなる大罰を与えるべきか。
極刑以外にない。
われわれは日本国内外にうごめく反日分子を処刑するために結成された実行部隊である。
一月二十四日の朝日新聞社への行動はその一歩である。
これまで反日思想を育成してきたマスコミには厳罰を加えなければならない。
特に 朝日は悪質である。
彼らを助ける者も同罪である。
以後われわれの最後の一人が死ぬまで この活動は続くであろう。
日本人のあるかぎり われわれは日本のどこにでもいる。
全国の同志は われわれの後に続き 内外の反日分子を一掃せよ。
二千六百四十七年 一月二十四日
日本民族独立義勇軍 別動
赤報隊 一同
という具合でこれがそのまま、安倍政権に至る右傾化の保守概念
と一致しているのは驚くべきことである。
従来の右翼の思想を基本的に受け継いでいる、日本の「伝統」を
絶対とし、その伝統を破壊すると認められるものは殺害、抹殺して
いいとする考えはそのまま現在のネトウヨである。日本会議である
。保守そのものである。「反日」という言葉、「嫌韓」の要素が強
烈なこと、間違いなくネット右翼活動はやっていると思われる現在
。
日本全体が結果として「赤報隊」化したのが今の日本の現実であ
る。
で、赤報隊メンバーは?これはそのまま現在の右傾化社会につな
ガル人脈であることは確かであり、一橋文哉の「平和相互銀行」へ
の取材、は的はずれであることは確かである。
朝日新聞が協力しなかった、というのも的はずれである。
赤報隊とは、・・・・
関西在住のサラリーマンを主体としたグループである。右翼系
全国紙と関係している、というのも遠からずである。
とこrで、いつ頃からか言われたのは赤報隊メンバーと鈴木邦
男氏の関わりであり、鈴木氏も否定してはいない。鈴木邦男氏が
北芝健、元警視庁刑事に他人事みたいに「なぜ赤報隊は捕まらなか
ったんでしょうか」と聞いたら
「それは、あなた、鈴木さんが庇った(かばった)からです」
と北芝は云ったそうだから。
赤報隊の考え、言葉があまりにsにその後のネトウヨと共通す
ぎている
鈴木邦男氏は「私は犯人じゃない、共犯でもない、庇ったは
適切な表現だ、まあ、事後共犯だったかもしれない」と正直に
語っている。
鈴木邦男氏は言う
事件直後からずっと私は容疑者だった、しかも第一の容疑者
だった。疑われても仕方がない、警察の目のつけ所は正しかっ
た、ただ捜査の目が私、鈴木と新右翼にだけに注がれた、から
捕まらなかった、なぜか、かれらは関西の普通のサラリーマン
だったから、赤報隊はするりと逃げたんだ。
そう鈴木邦男氏が言うから間違いはないだろう。半ば自白だ。
だが肝心の赤報隊は捕まらなかった。
鈴木邦男氏は赤報隊メンバーと会っている。関西のサラリー
マンである。
鈴木の告白だ、これにまさる資料はないだろう
彼らは市民社会の一員だ、いわゆる新右翼でもないし、旧来
の右翼団体構成員でもない。一般市民、関西在住のサラリーマ
ンだ、別に右翼運動で警察にマークされたこともない。「潜在
右翼」だ。だが信じられないほど激情と行動力がある。で、な
ぜ散弾銃を持っている?扱いに慣れている?聞かないことにし
た。
「時効だから名乗り出たら」と言ったら「そうですね」と
受け流された、やる気はなさそうだ。
あの時は独身だから出来た、今は家族もできたからもう出来
ない。
まあ、一般市民危険右翼だ、でもそれがそのまま日本の潮流
じゃないかな。それが日本を支配している。
実行藩は4人だった、一人は新婚間もない、「子供を殺人犯の
子供にしたくはない」かってすぎる理屈だ、人を殺戮して自分
たちは無傷でいたいなんて。でも私が首の縄をつけるわけにはい
かなかった。情に負けた。
本当は自首し、堂々と意見を述べて罪に服するべきでしょ。
私が自主を説得すべきだった。彼らは人殺しだ、しかし歪ん
でいても国を思う至誠がある。むざむざ逮捕させるのは悪い
と思った。
本当に右翼団体のものなら必ず名乗り出る、団体にハクが
つくじゃないk,だが赤報隊は逃げまくった、従来の右翼じ
ゃない、潜伏市民右翼だ、ある意味、非常に怖い存在だ。
それが今日本に蔓延しているんじゃないか。私とあったの
は私と会えば公安が「新右翼」と誤解する、捜査を撹乱でき
るという巧妙な計算があったかもしれないな。
私から関西に会いに行った、すごい雑踏だった、さすが
大阪駅だなと思ったよ。関西のある駅で降りた。「後ろを
着いてきて下さい」といった。尾行を警戒していた。ある
ホテルの部屋で話した。彼らは最初は非合法でやたtがその
後は合法離線に変更した、それはネット右翼活動だ。
赤報隊は朝日は「反日」と決めつける、そうじゃないん
だ。
全国の朝日支局を調べ、逃げやすいところを徹底して選
んだそうだ。トップに近い人物を襲ったら「末端は無関係
」と思うだろう、だがいつ誰が襲われるかわからないなら
、不安で記者を辞めるものも出来くるだろう、それを彼ら
は狙ったんだ。
でも朝日は左翼的かもしれない、でも右翼、民族派の
意見を聞いてくれ、載せてくれるのも朝日なんだ。許容度
が大きい、読売、産経は自分たちに似ているものはライバ
ルじみていて不愉快だから民族派は載せない、だから私は
朝日こそ民族派の味方だと信じている。赤報隊にはその理屈
が全くわからないんだ、いくら話しても平行線だった。私も
決して敵ではない朝日の記者を殺すなんて許せない。またそ
の後も襲撃を続けた。もし赤報隊が捕まったら私も共犯で必
ず捕まるだろう、
でもマークされていない、だから公安を嘲笑しながら襲撃
を続ける赤報隊はある意味快感だ。でも擁護は出来ないよ、
卑劣な自己保身をやって襲撃を続けた。私は野村秋介さんに
批判され、「実は」と赤報隊を教えてあげようと思ったが手
前でやめた。
でも時効の一ヶ月前、私のアパートの前が放火された。狼狽
したね、二日後「声明文」が来たよ。赤報隊とも思えた。トッ
プにはあっているが、他のメンバーには会っていない。その他
が私を許せないと思ったのかもしれない。疑心暗鬼になったね
、庇ってやって、この非道な行為はなんだと。
あるいは公安かも、「赤報隊のやつ、けしからん」と鈴木が
バラすんじゃないかと。
他の右翼かもしれないが。まあ、公安じゃないとは思う。
日本は今や急激に右傾化し、日本全体が赤報隊だ。「反日」が
飛び交う。「俺達の思い通りになった」と赤報隊の連中ははほく
そえんでいるだろうな。
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