「権門上に傲れども国を憂うる誠なし」、官邸など愛国を装った亡国が跳梁


 https___imgix-proxy.n8s.jp_DSXMZO5010447022092019000001-3.jpgいわゆるネトウヨ的な、それらが現政権、安倍政権を支持
している層は紛れもない事実で、日本会議こそが安倍政権、
第二次安倍政権を生み出したものである。愛国を咆哮して、
改憲をしきりに訴えている。改憲でも好ましい方向の改憲は
歓迎すべきであるが、安倍晋三の祖父、大日本国帝国憲法を
絶対視して「現行憲法は諸悪の根源」と言い続けた祖父の岸
信介の悲願を成就のため、というなら時代錯誤を超えたファ
シズム、日本型ファシズムというものである。

 台風15号による千葉県の壊滅的被害を前にしても、さらに
いえば昨年の西日本大水害の当日も料亭で自民党議員を集め
手遊び呆けていたのではないか。いたずらに時間を空費した
のは安倍官邸であり、被害を拡大させたといって過言ではな
い。災害相次ぐの中で、全く意味もない、韓国攻撃を放送し
続けたテレビの醜態。相いも変わらぬ赤坂自民亭。

 小選挙区制度のもと、安倍一強の絶対多数与党。本来、真の
代表選出は国民投票であるべきだが、現実は、跛行的な三権分
立の非民主的国家制度、さらに小選挙区制度と政党法による正
党交付金で、自民党内の公認権、人事権と資金を一手に握り、
党内の自由な議論を封殺している。中選挙区制の党内での活発
な争いも実は貴重な民主制度の一面であった痛感させられる。

 消費税増税も実は超大企業の減税財源、消費前還付金に回り、
実際は国民の福祉向上には全く回っていない。ならこんな無意
味でややこしい税金など廃止すべきである。超大企業は実は
数々の特例措置、消費税還元、抜け道でほとんど無税である。

 今度の韓国のサプライチェーン破壊の報復には経済産業省が
大きく絡んでいたが、その官僚の一人が先進地域を視察した。
とにかく、「これはもう日本は追いつけない」と驚愕した、と
いう。実はその昔は世界トップといえるIT先進国だった日本が
見る影もない凋落、にもかかわらず島国根性の無知でいつまで
も「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の根拠のない幻想を持ち
続けている。韓国のサプライチェーンを破壊して愛国意識を
高揚させている場合ではあるまい。

 対米追従は戦後一環とはいえ、もはや対米従属にさしたる
意味はなく、占領体制維持の如き日米合同委員会、の売国的
不平等は修正される見通しもない。天皇の戦犯容疑を免責し
てくれたアメリカ、アメリカと戦ったから負けた、今度は
アメリカと組んで韓国、中国を叩きのめそうという精神が
保守層の中にあると見て間違いはない。戦闘機さえ、F35完成
機を輸入で国内での純国産戦闘機生産の目を摘んでしまった。

 昭和初期、極度の不景気、東北では娘の身売りさえ相次い
だ、財閥は莫大な利益を上げ、貧富の差は極限状態となった
。国民の窮状をよそに政界、軍部の腐敗という状況に陸海軍
の青年将校が決起した。彼らは結局圧殺され、軍部に迎合す
る政治家は戦争に突き進んだ。昭和12年南京陥落、日本は
上下を問わず熱狂した、街はバンザイの嵐、提灯行列、報道
規制で戦争の実態は伝えられなかった。結局、暴走の果てに
戦争自体が目的化し、根こそぎ動員、日本は焦土化した。

 現代日本も政権による徹底した報道規制、世論操作に加担
している。スポーツ大会さえ、政権の腐敗、失政から目をそ
らせる道具となっている。

 昭和初期に青年将校が愛唱した「青年日本の歌」を今こそ
再びである。

 権門上(けんもんかみ)に傲(おご)れども国を憂うる誠
なし、

 財閥富を誇れども社稷(しゃしょく)を念う心なし

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