米を食べるとバカになる,林髞慶応大医学部教授の説、だが林髞、講演後、控室で丼飯をバク食い「俺は日本人だ!」


 294432277_2911446865824505_1774575561100352175_n.jpg昔はよく、米を食べるとバカになるとよく云われた、それ
が推理作家、木々高太郎でもある林髞(タカシの漢字がPCでは
見つけにくい)慶応大医学部教授、大脳生理学が度々、その説
を本に出したり雑誌に書いたり、したためである。繰り返し、
米を食べるとバカになるという趣旨の本を出した。ただ結論
的な疑問は、ビタミンB6、また非必須アミノ酸のグルタミン酸
が大脳の働きに重要で、白米にはこれがない?から、だがグル
タミン酸は非必須アミノ酸で体内で生成できるし、また植物性
タンパクには含まれている。ビタミンB6がないからダメ、と
いうなら、精白した穀物はすべて同じであり、小麦だってなん
だってパンでもパスタでもみな精白した小麦粉だからビタミン
類は乏しい、逆に言うなら精白しない米、小麦ならいいわけで
ある、特に玄米はビタミン、ミネラルが豊富である、・・・・
だから林髞教授の説は納得し難いわけである。

 でも、その説をまともに読むと聞くとどうか?

 1955年ほど?の林髞『頭脳』から

 林教授はまず「健康なる体は健康なる精神に宿る」という
標語は「体育と脳育の混同」だという。この文部省の体育と
知育を混同した誤ったっ方針が国民の頭の働きを悪くしている
と決めつける。

 頭の働きをよくするには大脳生理学の根本法則に従わねばな
らないという。科学的な知育、脳育が必須だ、と「明快」にい
いいきる。大脳生理学の秘密を解き明かすのは、宇宙時代に生
きる人間の思想、人類の死活に深い関わりがある重要な問題だ
と大見得を切る。

 頭の働きは中枢神経の働きだが、この基本はプラス(興奮)の
過程とマイナス(抑制)の過程からなる。興奮作用だけが強いと
酒にほろ酔いしたような、景気はいいが、空想的で、実行に向
かわない。反対に抑制過程だけが強いと、さっぱり考えが浮か
ばない。

 頭がいいとは、・・・・・興奮過程も抑制過程も強く、覚度
が強いことであり、頭が割るとはどちらも低くで論外とか、いず
れかだけが高く他は低い、覚度が低い状態だという。脳のシワの
面積ではなく、大脳の働きだという。

 だから大脳のための栄養もこれによる。

 グルタミン酸が頭に良いのは、興奮過程、抑制過程を共に高め
るからだという。ビタミン剤、そのビタミンB6が脳の抑制過程の
ために必須であり、興奮過程にはB1、B12が必要だという。

 白米を主食にしたら興奮過程だけが強くなって、抑制家庭が弱く
なって変質者を生みやすいという。社会揉んだは大脳の働き、それ
を支える栄養から来るという。


 ・・・・・・というのだがなら玄米を食べたらいいし、パン
もパスタも小麦食品もほぼ全て精白であり、さらに小麦は含ま
れるタンパク質の質が米より相当に落ちる。米のタンパク質は
植物性ではトップクラスなのだ、精白したらビタミン類もなく
なる、なら何かで補えばいい、主食、というなら現実、日本で
育てるのに適したものは米である。麦は基本的に適さないし、
麦の栄養価は低い。雀でも鳩でも米は食べても麦は食べようと
しないではないか。

 だが林髞は「米を食べるとバカになる」との講演後、控室に
ある落語家が訪ねたら丼飯を食っていた、

 「米を食べたら馬鹿になるのでは?」

 林髞は

 「バカヤロー、俺は日本人だ、米を食べないでどうする!」

 これは実話である。

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