中国の狙いは明らか、日中戦争の報復、封鎖で台湾を一国二制度に導いて屈服させる

妥協を誘うこと、ただ中国は香港で一国二制度を踏みにじった
という悪しき前例がことを困難にする。深層の狙いはいまだ果
たせない日中戦争での甚大な被害、への日本への報復、台湾を
植民地支配した日本の台湾への影響力の排除、となるだろう。
中国はアメリカとは究極的には友好関係を欲しているが、日本
と同盟のアメリカは許しがたく、さらに同胞である台湾人の犠
牲は最小限としたい、さもなければ中国も大義を失うからであ
る。
中国は核の使用は相手が核を使用しない限り、行うことはな
い、としているが、「日本だけは例外扱い」とは根底で決めて
いるとも考えられる。現実、核の使用はないにしても、何が起
こり得るか、経済には壊滅的な打撃が生じる。米軍大部隊が日
本に駐留、軍港使用となると莫大な駐留経費、燃料などの供給、
の必要。朝鮮動乱のように特需で利益とは無縁の現実となる。
あらゆる軍事的手段を使って台湾を封鎖する(陸上作戦での
台湾制圧は現実、不可能に近い)
日本の軍事拠点を相手の犠牲をいとわず実行する
先制攻撃でアメリカの軍事介入を阻止し、アメリカとの妥協を
目指す
要は日本への攻撃は本音である、台湾は同胞であり、犠牲は抑
えいた、あらゆる手段、軍事的圧力で封鎖し、一国二制度とい
う条件で妥協を図る
台湾は現在、莫大な投資を行い、最先端半導体工場の建設を、
20箇所も行っている、また行う計画である。海外での最先端半導
体の製造拠点建設には消極的である。なぜなら最先端半導体の集
積こそが台湾の安全の保証となる、中国とてその製造装置を破壊
できない、アメリカなども台湾を見捨てられない、という思惑に
よる。中国も台湾を破壊して得るものはない、失うのみである。
今後も中国の軍事的圧力は継続される、日本には容赦ない攻撃
を行う可能性がある。アメリカには妥協を誘うための軍事的優勢
を徹底する。
当分、軍事的緊張は収まりそうにはない。日本が台湾を保護国
的にみなす態度が最も中国の神経にさあるのは云うまでもない。
自衛隊は攻撃のターゲットとなるだろう。その場合、日本の対抗
手段はほぼないといえる。核ミサイルを現実に有して圧倒的な
ミサイル能力がある中国に自衛隊が対抗できるなど痴人の妄想で
ある。アメリカ頼み、となるがそれを足元を見透かされている、
といえる。
何らかの形で台湾紛争は勃発する。双方にとってその決着は容
易なものではない。
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