全然、雨が降らない西日本の夏、北日本、東日本とあまりに対照的
子供の頃、なぞなぞで「上は大水、下は大火事、何でしょ
う?」というものがあった。もちろん、お風呂、昔のお風呂
は薪の類を焚いていた。だから下は大火事、だったのだが、
現在の日本では北日本、東日本は大雨、西日本は渇水、水不
足である。連日、ヒステリックな北日本の豪雨報道ばかりだ
が、完璧に雨のない西日本から見たら、あまりに自然のアン
バランスというほかない。今度の台風もほぼ、東日本にのみ
影響がある。西日本に降雨はない。
昨年、2021年は西日本は雨が多く、2020年は長梅雨だった。
ことしは「地球温暖化論」を後押しするもので、また電気自動
車礼賛で埋まりそうだ、100年にも満たない人間が騒ぐ「気候
変動」だが古来、「異常気象」は当たり前であった。まあ、人
間とはそういうものだから仕方がない。要は現実の問題である。
西日本は渇水、水不足に尽きる。
お盆休みが晴れは悪くはないが、この晴れが6月から続いてい
るのである。よくぞ、なんとか平年より多少少ない貯水量で、
高梁川水系が持ちこたえている、と思うが当分まとまった雨は
期待できない。高梁川の推移も低下の一途である。雨乞が、と
いうより、人工降雨を検討すべき段階と思える。雲がないとど
うしようもないが。雲の中の気温が低下しないと雨にはならな
いのである。
ただ雨を望むのみ、これほど雨が恋しいと思った経験はあまり
ない。1994年だったか、1993年だったか、大渇水、1978年も
記憶に残る渇水だった。西日本はやはり渇水に見舞われやすい。
この記事へのコメント
猛暑が続くと今後が心配です。