高岡市の行方不明、2才児、日本海で?1972年、高梁川支流の小田川に転落した幼児は坂出市の海岸に打ち上げられていた


 高岡市で親が目を話したスキに行方不明となった2歳の男児、
今日だろうか、日本海で幼児らしき遺体が発見されたとの報道。
まずその可能性は限りなく高いと思う。氷見市は日本海に直接
、面している。用水路に、豪雨の日、用水路に転落すればすぐ
日本海まで流されるだろう。

 そこで思い出すのは、もうかなり前の話である。高梁川の支
流の小田川、2018年には真備町の大水害が発生した川であるが、
そのさらに上流、矢掛町で豪雨の日、7月、増水した小田川に
幼い子供が転落した。位置的には矢掛商店街の裏側に面した小
田川である。雨が上がり、捜索が開始されたが主に、その転落
地点、やや下流くらいまでである。

 だが数日後だろうか、一人の幼児が香川県の坂出市の海岸に
打ち上げられていた。矢掛町で転落した子供と判明した。小田
川は高梁川の支流である。その合流地点からも転落地点は30km
近くあるように思える。その小田川を流され、高梁川にまで、そ
レでさらに流され、瀬戸内海を横断して坂出市の海岸にまで打ち
上げられていたのだ。増水した川の流れは激しい、日本の川は
ただでさえ急流だが、豪雨で増水した川に落ちたら相当な遠距離
でも途中にダムか堰でもない限り、そのまま海に流されてしまう。

 本当に豪雨の時は増水した川を子供は見たくなって、つい近寄
ってしまう。目をはなさないように、親の責務である。


  流された経路

 02614000401.jpg

この記事へのコメント

killy
2022年09月04日 22:50
当時の事故のご両親は高齢者になり、事故を知っている者にとっては気の毒です。