途切れ途切れバラ日記(38)生育不良のバラに絶対にやってはならないこと
多くのバラを鉢で栽培しているが、同じように、冬剪定、
植え替え、元肥、水やり、施肥をやっていてまずは日照も
適当で風通しもいい、この同じ条件で途中から発育不良に
なってくるバラの株がある。品種名は不詳となったが、や
や大きめの鉢だから二年目の可能性が高い。オレンジ色の
花が咲く、・・・・・だが他のバラが枝葉を茂らせ、多く
高さも伸ばしているのに、全く失速し、高さも伸びず、葉
も少なく極端に黒星病の葉が多い、葉の色も黄緑で肥料分
が足りない?と思わせるほど。

ほぼ母落としているに近い、わずかばかりの緑の気配の
少ない葉、蕾は多少あったがピンチした。とにかく生育が
悪い、品種さが大きいと思うが、なぜなら他のバラ株遠同じ
ように処置しているのだから、・・・・・ではどうする、枯
れる心配はないはずだ。この生育不良は続くのみ、
サイトを見たり、またユーチューブを見ると、いろんなこ
とが云われている。
弱っている時は肥料はやるな!水やりも控えろ!
リキダスなどの液肥をやれ
私が思うに、この酷暑続きで水を控えると根が乾燥し、
即座に枯れる原因となる。天候も考慮だが、水やりは欠か
せない。
とにかく元気がない、生育不良の場合、、実は肥料が足り
ていないケースがある。したがって適量の肥料を与えること
は避けるどころか必要なケースが多い。
一般にYou Tubeなどで、「バラは切ってなんぼ」、「切っ
て切って切りまくれ」、「切らないと花は咲きません」など
と云われている。小山内さんも「バラは切ってナンボのもの」
と大家の言葉でこれを真に受けている方も多い。
だが冬剪定時期、活動休止時期ならいざ知らず、活動期中
に大きく多数の枝を切ることはバラに大きなマイナスとなる
。剪定しないでも植物は枯れることはないが、剪定で枯れ
ることは珍しくない。切ってバラが元気になることはない。
活動中のバラの枝切りは最小限に留めること、夏剪定は決し
て素人がやってはいけない!開花後の切り戻し、枯れ枝を除去、
極端に密な場合、多少の剪定、それくらいが限度である。
剪定でバラが元気になる、活動期中のバラが元気になることは
ない。逆である。
だから生育不良、低迷状態のバラを元気にしようと剪定したら
枯れる原因となる。決して枝を切ってはならない。これこそが最
重要なキモである。そのうえで適量の肥料を与え、適度の水やり
で回復を待つこと以外にない。決して剪定してはならない
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