シビック・タイプR、純エンジン車とMTだけが取り柄、間延びした最悪のデザイン、必ずキャンセルが続出する

「車の電動化、2040年、エンジン車禁止」という、開いた口
が塞がらない、暴挙が行政によってあたかも「既定の決定」と
され、メディアの付和雷同したミスリードばかりが、また暴走
である。その誤った歪んだ状況の中で「ホンダ最後の、また日
本最後の純エンジン車の本格スポーツ」という、はっっきりい
えば砂上の楼閣の上の「人気」が沸騰し、499万円という500万
を切った「破格値」もあって予約が殺到、納車は相当に待たさ
れるということだ。だが間違いなく、キャンセルも相当に出る
はずだ。
ホンダが「シビック」という車名にふさわしくない、半端ス
ポーツがシビックである。本来シビックは、VWのゴルフとか
ポロのようなコンセプトの骨太なベーシックカーに与えられる
べきだが、国内ではフィットという矮小なベーシックカーを販
売していても、世界市場を目指すものではない。現在のシビッ
クは半端スポーツカーであるが、スポーツカーとしてみれば、
およそ間延びしたような最悪のデザイン、単に寸法ではなく、
引き締まった精悍さは皆無である。一体誰のデザインなのか、
と思うが車名も含め、コンセプトが全く真面目に煮詰められて
いない。
現行のシビックタイプRを欧州のスーパースポーツと競わせる
動画はユーチューブでも今まであったが、シビック・タイプRの
みダントツの遅さである。2Lターボでは欧州のスーパースポー
ツに全く太刀打ちできず、実はスポーツ性はスバルのWRX STi
に劣ること数段である。
だがそんなダメなシビック・タイプRでもスバルがWRX STiを
やめてしまった。マニュアルをやめたことがシビックに大きな幸
いとなったのは否めない。欧州のスーパースポーツは超高く、ま
ず日本人が容易に手を出せる世界ではない。499万で、あたかも、
スーパースポーツの錯覚、なにより「電動化」という名の「エン
ジン廃止」というあってはならない思い込みが行政、メーカー、メ
ディアを支配だから、核もダメなシビックでも予約殺到というわけ
だ。プライスは要はその程度しか、コストがかかっていない、とい
う証明でしかない。加給グレードの1.5Lターボのエンジンはステッ
プワゴンに搭載されていた凡庸なものだし、2Lターボはしょせんは
「大衆車レベル」でスバルのボクサーにもかなり劣る。サスもであ
る。
予約は多くがキャンセルされると思う、1.9mクラスの車幅は相応
のエンジンが積まれていない。デザインは本当最悪だ。まったく締
まっていない。
だが、今後、純エンジン車でスポーティーカーは出るのか、であ
る。スバルは「電動化志向」ならもう廃業してほしいような気がす
る。
今後はエンジン車を半永久的に乗ルためのリストアの世界が主役と
なるであろう。
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