山陽新聞が2022年「矢掛町・大名行列」を全く報道しなかった件について


 これは「地域の話題」だが、さて、触れるべき事案かどう
か、多少考えたが、ちょっと見過ごせないと思ったしだい。
2022年の「矢掛町・宿場町、大名行列」は予定通り、11月
の第二日曜日に開催された。開催時期は正直、ちょっと遅い
、これを例えば文化の日に開催なら晴れの可能性も高く、さ
らに観光客が集まると考えてしまうが、制約要因は京都の業
者から借り受ける時代物の衣装である。10月からは各地で
「大名行列」的なイベントも多いし、京都では何といっても
「時代祭り」が開催される。時代物の衣装は限られている。

 かくして11月第二日曜日、1976年水害からの復興を期して
翌年、1977年から開催され始めた矢掛町の「大名行列」だが
、全国の「大名行列」イベントでも有数の人気を誇る、岡山
県でも著名なイベントなり得た。もちろん、地元紙の山陽新
聞くにも大きく報道されてきた、・・・・最近二年は例の新
型コロナ騒ぎで開催されなかった。今年は日曜日だけが悪天
候の予報、開催が心配されたが、実行委員会の決断で開催さ
れ、行列が始まる頃に雨が幸い上がって、結果は大盛況だっ
た、・・・・・・

 が翌日は新聞は休み、では山陽新聞デジタルをその夜から
見ても矢掛町・大名行列は全く一切報道がない。他の小規模
いべんとはいくらか報道があった。

 京の11月15日火曜日の山陽新聞、デカデカと雨中の「おかや
まマラソン」の大報道、県知事も完走、・・・・・やはり矢掛
の大名行列は一行も報道がない。

 ひとえに「岡山マラソン」の煽り、山陽新聞の限られた人員
を全てほぼ岡山マラソンに集中していた、とは思うが、2015年
から開催されている岡山マラソン、矢掛大名行列と同じ、11月
の第二日曜日だったのだろうか、第一回はたしかにそうだ。マ
ラソン大会にしてはやや時期が早いかもしれない、吉備路マラ
ソンとバッティングすると問題化した12月開催はまた元に戻っ
たのかどうか。

 だがそれにしても矢掛町、大名行列に山陽新聞は地元紙の責
任を放棄して今年は完全に無視してしまった。前で中止?と
早とちりしたのかどうか、それもあるかもしれないが、不見識
の誹りは免れないだろう。

 2022年、矢掛町・大名行列

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