ブラジルの隠れた敗因、過剰なタトゥーはスポーツにマイナス、「がまん」を背負ったブラジル選手
最近はスポーツ選手に異常なまでのタトゥーをしているケー
スが見られる。目立つのはサッカー、特にブラジル、またアル
ゼンチンなど、中南米は目立つ、ヨーロッパ選手にもみられる
が、圧倒的な領域にタトゥーはブラジルが多い。
タトゥーは日本人でやると言えばヤクザ者、その関連だが、
海外では堅気でもやる。イギリス王室のとある国王もタトゥー
をほどこしてたという。アメリカなど軍人兵士、海軍なら腕に
錨のマークのタトゥーなどはありふれているし、女性兵士でも
見られる。・・・・・
だがタトゥーは好ましいものではない、見て下品、野蛮、気
持ち悪いだけではなく、健康にも悪影響がある。当然ながら、
皮膚呼吸を阻害sる、小さな面積のタトゥーならさほど影響も
ないが過剰になると健康面でも無視できない。人間にとって皮
膚呼吸など意味はない、という考えもあるが、さりとてゼロで
はない。スポーツとなると発汗を阻害する、これで熱が発散さ
れにくく激しい運動では体温の余計な上昇を招く。それは誰が
考えてもわかることだ。
皮膚の機能として体温の恒常性を保つことがある、その大き
な部分は発汗だが、さらに体温が上昇すると皮膚の血管が広が
り、血流を多くすることで熱を発散させる。逆に気温が低くな
ると、体温を保つため、毛穴や汗腺がふさがり、熱が逃げるの
防ぐ。立毛筋を収縮させることでも体温の低下を防ぐ。
日本ではその筋で、タトゥーを別名「がまん」と言っていた
。体温調節機能がタトゥーで阻害され、夏は暑く、冬は寒く、
「がまん」が要求されるということである。昔あった「防人
ポパイ」というコミックにも、この話が出ていたと記憶する。
「なんで彫り物をガマンというかポパイのう、知ってるか。
夏は焼け付くように暑く、冬はしんしんと氷のように冷えるん
でえ」
ではサッカーのように長時間、走り回らねばならない競技で
選手があまりの広範囲のタトゥーはどうだろうか、体温調節機
能は大きく阻害されている。やるなら少しにすべきで、羽目を
外しての極端なタトゥーは大きなマイナスになると言って過言
ではない。
サッカー選手が「がまん」を背負っての長時間の運動は痛々し
くもある。ブラジル選手は特にひどい、タトゥーへの抑止がもは
や必要である。
ネイマール

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