つぶやき館　(元祖つぶやき館)　移転しました

　
　今は脱炭素のグレタ教、反CO2カルトや新型コロナ、ｍRNA
ワクチン騒動で目立たないが、それまでは日本どころか国際世
界を席巻したのは第二期安倍政権のみ「ミニファッショ」と呼
ばれた圧倒的は右翼路線である。そのバックにいたのは日本最
大の右翼団体、保守団体「日本会議」であり、さらにその中で
最重要な組織は「神道政治連盟」である。「首相官邸」による
「ニュースキャスター」の引きずり下ろしは常習化した、ニュ
ースキャスターの解任など世界でもめったに見られる現象では
ない。その他、言論抑圧も顕著で専守防衛からの逸脱、共謀罪
成立など、たしかに第二期安倍政権は「ミニファッショ」ある
いはそれ以上とされるだけのことはあった。それらの多くが日
本会議の思想、政策要求に応じたものである。

　日本会議の思想で非常に重要な要素が「反フェミニズム」で
ある。女性差別撤廃などのフェミニズム的法案に反対し、実に
多くのフェミニズム、女性人権確立、さらにLBGTQなどの権利
尊重などにも激しく抵抗、また最重要の政策要求が「選択的、
夫婦別姓制度」の成立阻止であった。それが日本古来の差別的
監修によるものもあるが、基本は明治における新たなイデオロ
ギーの絶対的尊重といえる。武士、公家、僧侶など以外は苗字
帯刀禁止の長い伝統があって、夫婦同姓、別姓以前であったが、
要は明治創始の家族制度、慣習の維持こそが日本会議の基本的
スタンスとなった。

　それに従う第二期安倍政権は「反フェミニズム」がまた重要
な政策の柱となり、「反フェミニズム」。「反民主主義、自由
主義」をクォアダカに叫ぶ女性を登用し、また出世の道を与え
た。

　そこから多くの保守的な女性議員が反フェミニズム、反自由主
義をもって「右翼女子化」し、右翼女性政治家を演じ、党内の
役職を得る、このパターンが自民党から出た「空気を読む」、
小池百合子の反フェミニズム、反自由主義、カルト徹底利用で
都知事の椅子を射止めたのである。その基盤となる右翼的風潮を
広めたのは第二期安倍政権である。

　そこで高市早苗、杉田水脈などはその代表だろう、なぜ杉田
水脈が衆院選挙、中国地区比例順位1位を与えられるほど優遇さ
れるのかといえば、日本会議をバックの第二期安倍政権の反フ
ェミニズムを声高に叫んでくれるからである。稲田朋美は父親
が名うての右翼だった影響によるが、最近、極右は脱している
気配である。

　杉田水脈、高市早苗にせよ、元来右翼的な思想など持っていな
かったのはいうまでもない、高市などは帰国後、テレビに出て
「政治が私達、女の子には縁遠いものに見えて仕方ないんですね」
とぶりっ子も極まっていて、右翼の気配は微塵もなかった。

　杉田水脈も証言によると、元来、日常、右翼的なことは全く言
わず、そんな考えも持っている様子もなかった。

　だが第二期、安倍政権、安倍晋三首相の抜擢で「中国比例１位」
という労せずして当選確実の地位を毎回与えられた。それは安倍晋
三首相の意図である。

　ある時期から日本会議に杉田は所属し、露骨な反フェミズムを
咆哮するように成って、それが安倍晋三のお眼鏡にかなったので
ある。

　だから山口小選挙区、安倍晋三後継に杉田水脈という噂まである
のだ。まさに安倍晋三子飼いの杉田水脈だが、それはひたすら、反
フェミニズム、女性の人権抑圧に加担するというアイデンティティ
によるものである。

　安倍晋三による抜擢後、杉田水脈はますます反フェミニズム、反
女性の人権、権利をわめく。それは自民党で地位を得て出世するに
は日本会議の主張に沿った「右翼女子に徹する」

　右翼女子に徹して党内での地位を高める、という方法論を杉田
水脈が完全に方法論として採用したということである。

　親和女子高校から鳥取大、地味な学歴だ。インテリジェンスや
品性のカケラも感じられない。この点は高市早苗、稲田朋美など
に遥かに劣る点である。エレガントさでも劣ること数段である。

　発言は出世の方法論、右翼女子に徹する形で次々と

　2014年　　「日本に女性差別は存在しない」

　2016年、産経コラム「保育所増設を求める女性の要望や、選択的
夫婦別姓の主張はコミンテルンが日本の家族制度を崩壊させるため
の策謀だ」

　2020年自民党内の会合で、性被害相談事業について「女性はいく
らでもウソをつける」

　伊藤詩織さんの告発を「枕営業だ」という女性漫画家のツイッタ
ーに「いいね」をするなど、

　反フェミニズムのスピーカーとなることが自らの立ち上を強固に
し、議員の座の維持、党内での役職につけることに通じる、と思い
こんでいるのである。

　その様な風潮を作ったのは第二次安倍政権、安倍首相である。第
二期安倍政権の最も悪しき面の落とし子！が杉田水脈であろう。