2022年~2023年、岡山県の高梁川水系、異常渇水!とにかく雨が降らない岡山県

岡山県の通称「三大河川」で最大流域を誇る、高梁川。
水島コンビナート、倉敷を有力な消費地とする。旭川は
中央で岡山市、東の吉井川は長く大きなダムがなかったが、
すったもんだの挙句、「苫田ダム」が完成した。下流域に
さしたる工業もなく大きな都市もない、そてゆえ同じ「
晴れの国」岡山県でも吉井川の苫田ダムは今年の少雨にも
かかわらず100%近い貯水量を維持できた。逆に高梁川、旭
川水系は貯水率の低下が一貫して顕著、ことに最近は全く雨
がない。高梁川水系の最大の新成羽川ダムも40%をかなり前
に割っているが一向に降雨の見通しはない。40%を下回れば
制限がかかる、冬場で消費は少なめだが。
昨年来、岡山県は本当に少雨だった。2022年ほど、雨が欲
しいと思った年もない。逆に東日本、関東は雨が多かった。
東京などは、なんだかしょっちゅう雨のようである。東京は
基本的に雨が多い地域と思える。地形の姓だろうか、岡山県
はなぜか雨が素通りしやすい、昨年、まともに「半日」降り
続いたこともない。冬場は積雪による水の流入も期待はでき
るが豪雪地帯ともいえず、大きな期待も出来ない。
2022年12月27日で新成羽川ダム45%、他のダムも加えて
高梁川水系は51%前後、今後もまとまった雨は当分期待でき
ないから、中国電力管理の新成羽川も水資源確保の意味が大
きくなる。
東京がうらやましい、というところだが、今年も小傾向は
岡山県、続く可能性は高い。
この記事へのコメント
付近の合流する川には少雨のため、少ない水しかありません。管理者の中国電力の一方的な情報は、疑ってみる必要があります。