人生、石にかじりつけば、必ず突破できるし、生きていける


 現在、「石にかじりつく」とは、あまり用いられない気も
するが、その意味するところの含蓄は不滅である。ありきた
りに表現のようでいて、これほど人生を鼓舞する言葉はない、
と人生の経験から私には思えてならない、にっちもさっちも
いかないような苦境は人間は人生で何度も直面する。うまい
手もない。そこで諦めてはならない、何か凡庸な言葉にしか
思えないが、「石にかじりつけば必ず~できる」ということ
ある。石にかじりつくとは、困難でもその中で努力しぬく、と
いうことである。だから外見はスマートな生き方ではない。ど
うせ無為無能なのだから、恥もかくし挫折も数多い、それを
承知で「その道」を貫く、ということである。「その道」の
選択がだから最初の大事、というころだが、理想の追求という
ことである。安易な道を選ばない、ということである。下らな
道を安易に選ばず、チャレンジ精神で体当たりのつもりで道を
最初、選ばないと意味がない。

 具体的には、・・・?例えば「石にかじりつけば、どんな大
学の学部でも卒業はできる」、「石にかじりつけば、その仕事
で必ず何とか生きていける」、現実、そうとばかりもいかない
場合はあるが、もうその道を選んだなら、「石にかじりつく」
ということである。

 こう考えるようになったのも、私の思い付きではなく、同級
生の助言であった。さりげなく聞いた「石にかじりつけば」が
その後の人生を支えてくれた。常に肝に銘じている言葉である。

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