とぎれとぎれのバラ日記(56)その「植替え」は意味がない?粗悪な培養土、腐葉土

バラの年中行事、必須の行事である(もちろん、あまり成長
していないようなバラには必要ないが)冬剪定、植替えである。
その具体的なやり方は昔と違ってYou Tubeなどの動画で詳しく
説明されているので隔世の感である。本では知り得ないノウハ
ウ、新た知識を授けてくれる。バラについては私は、コマツ
ガーデンの後藤みどりさんの動画が一番参考になる。でも、
元の名前は小松みどり、ですよね。・・・・・・それはさて
おき、冬剪定、植替えであ。これも順序があって、先ず基本は
葉をむしり取る、枝も徐々に切っていく、剪定は多少時間をか
けた方がいいと思う。その後に、植替えなのだが、・・・・
一年間利用した土は団粒構造も崩れ、肥料分も乏しく肥料、
水分の保持性も低下、・・・・・例えて云えば弾力性のある
スポンジが、カサカサの弾力性のないスポンジのようぬ土の質
が低下、・・・・・だから植え替え、また連作障害という意味
もある。
問題は植替えする「新たな培養土」さらにそれに混ぜること
が多い腐葉土の「質」である。
培養土、腐葉土などを何処で購入するかだが、多量に購入の
場合、いちいちネット購入もやりにくく、ホームセンターでま
とめて買うことが多い。
でも一般人には「培養土」、「腐葉土」がどのようにして製造
、出荷されているのか、知るすべがない。業種が業種だけに内部
は伺いしれない、バラ園の土は先ず信用できるが、ホームセンタ
ーなどにはまず、売っていない。そこでホームセンターでの大量
販売の培養土、腐葉土だが、・・・・・何処まで信頼できる?か
である。大手のホームセンターは「廃土」の受け入れをしている
ところもあるから、廃土の再利用では、とも思ってしまうが、実
はその想像はかなりの部分あたっている。もちろん、廃土の再利
用はそれはそれで価値がある、のは当然だが、そのプロセスで本
当に再利用に値する土に改善されているか、である。私は「ナフ
コ」でナフコブランドの培養土を使うが、・・・・どこまで信頼
していいのか、自らのブランドを使っているのだから無茶はない
と思いたい。
腐葉土はさらに疑問、安い腐葉土は実は廃材を大量に使ってい
るようで本来の腐葉土とは程遠い、ものかもしれない。
しょせんは大量販売の培養土、腐葉土だから質的には万全とも
いい難い。だから「なにか」を混ぜる必要がある。
以下のものには、まずインチキ品がない、から「土壌改良」で
新たな培養土に混ぜるのは有効だと思う。
バーミキュライト、
赤玉土
油かす
信頼できる、「ボカシ肥料」
でも全て取り揃えて混ぜていたら経費も手間もかかる。悩みは
つきないもだ。
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