懐かしい日本の情景(62)加藤一二三先生の高校時代、
最近はすっかりブレイクされている将棋の加藤一二三先生、
1940年、昭和15年1月1日生まれ、昔は数え年だったので誕生
日は1月1日が多かった、12月31日に生まれたら、正月になる
と、すでに「二歳」である。私の父親の兄弟は合わせて6人
いるが誕生日は全員、1月1日である。
それはともかく、日本の将棋の歴史でもトップクラスの「
天才」といって過言ではない加藤一二三先生だ。4年前に
倉敷の三井アウトレット広場でお話されていた。
福岡県生まれ、駒を手にしたのは七歳のとき、近所のワル
ガキにいじめられようが、盤に向かえば全くの無敵、近隣で
相手になるような者はいなかった。
小学6年のとき、11歳の時、南口八段に認められ、内弟子
になった。将棋連盟の養成機関、奨励会に三級で入って翌年
には早くも12歳で二段、ひふうみい、のように昇進を重ね、
17歳の春に七段に昇進、・・・・・高3になる4月からはB級
1組の順位戦に出場、木村、大山を凌ぐスピード、
南口家は京都府相楽郡木津町、秋には若衆で神輿も担いだ
凛々しい詰め襟、高校生であった。で趣味はクラシック音楽、
「世の中にこういう美しいものがあるとわかると、生きる楽
しみが湧いてくる」と。
加藤一二三 17歳
寄宿先の南口家では師匠も我が子以上の可愛がりようだそう
だったようで、「あたら天分を世事で煩わしたくない」といっ
たそうだ。
師匠の南口八段の代稽古で大阪の将棋クラブに行くこともあっ
て、学校にいるときのほうがヒマという。大学進学の希望があっ
たのだが。
「加藤くんにはもう教えるものはない」と南口八段、これからは
新入門の中尾修四段に力を注ぎたいという
宴会などに引っ張り出されるのは時間が惜しい、時間があれば
クラシック音楽を聞きたい」と、
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