宝塚、懐かしの写真館「姉と妹」八千草露子と笹舟陽子、1937年、昭和12年12月

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 姉:八千草露子、姉妹ってほんとに不思議なものよね、自分
の癖を他人に指摘された初めて分かるように、妹の癖も私によ
く似ていて私が気づかないだけかもしれまsねん。ともかくも
、まあちゃん(笹舟陽子)は優しい妹です。

 そのためか、姉妹喧嘩はほとんどないですわ、でも小さい時
はよく妹を泣かせました。でもこの頃はすかり成長して、でも
まあちゃんは私を姉として尊敬してくれてます。学校ではまあ
ちゃんは人が違うようにおすまし屋さんです。よく先生から妹
さんのほうがお姉さんみたいだ、って言われます。家では快活
で甘えん坊ですね、それと非常に怖がり屋です。

 まあちゃんは私より二年後に宝塚に入学しました。予科のと
きは一度だけ注意しました。今でもそれを忘れず、ちゃんと守
ってくれます。でも舞台でのダンスはいつも口を尖らせていて
いること、すこしも笑わないことは注意点ですね。今度は私も
星組に入って、まあちゃんと一緒に仕事ができます。

 妹:笹舟陽子、お母様から幼いときのお話を伺いますと、
お姉さまは随分とやんちゃでお茶目だったようです。私もよく、
覚えてます。決まって最後は私が泣かされていました。でも今は
優しいお姉さまです。やぱpりお茶目で、学校でもです。でも家
ではおとなしく、無口です。私は何でも話しますがお姉さまは
、あまり話してくれません。でも家では私はお姉さまを怖がって
ます。何となくです。また手芸が得意です、よくお人形さんを作
りました。


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