命を守るために豪雪地帯、高齢者は超寒冷地から温暖地への移住も選択肢に

現在、地球はなお氷河期にあるが、間氷期にあるというこ
とで寒冷化への警戒心が低下したのは否めないが、なお氷河
期にあることは地球に相当氷河が残り、寒冷地域、凍土地域
が非常な広大な面積を占めていることから明らかである。も
し地球が氷河期にないなら基本的に全地球に氷河はなく凍土
もなく、温暖であるはずだ。高緯度とも言えない日本が、大
陸都の位置関係はあっても冬期にの小氷期レベルの寒冷地域
が非常に広範囲であることは、またその傍証でもある。
ともかく日本には寒冷地域、豪雪地域が非常に広範囲に
存在する。ほんの零下数度となれば水道管の凍結、破裂の可能
性が出てくる。シベリヤの零下60度には及ばずとも、寒冷であ
ることの影響はあまりに深刻である。大陸との間に日本海があ
ることで日本海側は世界屈指の豪雪地帯である。年によって差
はあるが基本的に、毎年豪雪となる地域は日本全体でも非常に
広い。
それは分かりきっている、だが日本が人類史上例がないとい
うほどの超々高齢化社会となり、若者も少ないが、ほとんど
都会に出ていく。
寒冷地域の超豪雪という現象は、生活のあらゆる面で重大な
障害を生むことである。生活必需品の物流搬送も大きく阻害さ
れ、大渋滞が生じるのが常である。水道管は凍結、破裂し、ト
イレも上水道も使えない、インフラの最重要の水道がいとも
たやすく破綻をきたす、何よりも屋根への積雪を放置したら、
家屋の崩壊を招くから雪下ろしは必須である。融雪システムなど
もあり得るが経費がかかるうえ、万全とはいい難い。
なぜ豪雪地帯に住むのか?という意見は、質問は多い。多くは
もう仕方なく、ということであろう。転勤で、なら逃れるすべは
ないが、リタイアし、高齢化したら、寒冷さは健康に深刻な影響
もあるし、生活の障害を克服も容易ではない、雪下ろしも他人任
セも出来ない。すべてわかりきったことだが、現実、住み慣れた
場所から他地域への移住も経費がかかる、住宅問題がまずある。
賃貸は高齢者には貸し渋る、それは事実であるが十分、可能であ
る。
超々高齢化と同時に地域の過疎化は進む、やはり安全な生活は
何より望まれる。寒冷地域、豪雪地帯で生き抜くことはますます
厳しくなる。お米が新潟は美味しい、といって新潟のお米は他地
域でも購入できる。子供、親族が地域に、となると難しいから、
可能な人は、と云うしかないが実は寒冷化は着実である。
とにかく高齢者入り、というより前に豪雪地帯からの脱出も重
要な選択肢である。
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