大川隆法氏、死去。やはり巨星墜つというべきか?これぞ日本人という風貌と斬新な手法、ネーミングもいい

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 宗教法人「幸福の科学」総裁の大川隆法氏が3月2日に亡く
なられた。66歳とはお若い、あまり丈夫な方ではなかったよう
だが激務だった。本の執筆は無論、依頼である。徳島城南高校
から一浪、駿台に通い、東大文科一類、法学部卒業、商社の「
トーメン」に就職、だがサラリーマン生活に見切りをつけ、新
な宗教を創始、この発想の良さ、・・・・・といっていいのや
ら。思いついても、ものにする、成功するなど想像を絶するほ
どの難しさだ。なにより神がかった人物ではない、凡人がそれ
らしく振る舞うことはまた難しい。 ひと目見てすぐ感じるの
は「これぞ日本人!」という凡庸すぎる、一介のサラリーマン
としてみても凡庸な才気を感じさせない、しまらない魅力の
ない顔である。日本人でも、ちょっと彫りが深く、見るから
になにか魅力を感じさせる、個性的という部分が全くないの
である。商品取引の営業マンのほうがよほど知的で?精悍では
、と思わせるほどの水準以下の、と言うと失礼だが凡庸以下だ
ろう、最初も大手であっても下位の商社、トーメンである。も
う豊田通商に併合され、影も形もない。そんな商社の営業なん
かやっておられない、と思った、思う人間ならいくらでもいる
がその先が大成功である。

 超凡庸から生まれた偉大、というべきだろうか。ベースを
仏教においてのからりミクスチャな教義である。発端は自分で
考えたのだろう、エル・カンターレ誕生である。

以前は創価学会への対抗意識が強く、批判を強めていたものだ、
東京の三多摩の女性市会議員、創価学会批判を展開が謎の転落
死、警察は自殺としたがこれはおかしいと、キャンペーンを
繰り広げた、・・・、「幸福の科学」というネーミングが、
なかなか悪くない。近年は右翼的風潮へのウケ狙いで右傾化し、
保守的主張を来る広げたが、日本は基本が草の根保守だから、
政治的な保守政党、団体は腐るほどある。右翼的スタンスでは
なかなか際立つことは出来ない。拡大に政治は全く不要だろう。
イメージダウンで逆効果になりかねない。

 だが「幸福の科学」は新宗教としては大成功である、凡庸さ
からの地道な積み重ね、の成果だろう。だが今後はどうだろう
か、多くの幹部が育っている、最も適切な後継を選ぶだろうが、
29歳年下の「坂本龍馬の生まれ変わり」の方はいい結果を招か
ないように思う。

 66歳か、若いな。

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