ズバリ、生育の悪いバラへの対処法、動画や本の言う通りにしても無駄?


 実は終わっていないシリーズです。もうバラ栽培も7年目
になった気はする。端緒となった「アンネのバラ」も結局、
かっては数多くあったが、今はない。通関するのは」バラは
老化が早い?いくら考えて剪定しても確実に活性を失う。

 現在はYou Tubeで「バラを育てる」動画が非常に多い、数多
く蓄積されている。全く無知だった頃に比べると知識は格段と
は思うが、まだまだ不十分、というのか、動画サイトの先生が
たの言う通りにしても、バラが順調に育たつ保証はない。つま
りバラの品種が極めて人工的で決して何年も保たないものが多
いこと、バラ株自体に内在する要因が大きいと思える。動画サ
イトの知識で鬼に金棒かと想うと、それは違う。ある意味、バ
ラの数多くの品種は人間のエゴが作り出したものである。それも
極端だ、「こうすれば絶対いい」と云う公式はあってないような
もの、育つバラはお座なりでもどんどん育つ、育たない品種は何
をやっても無駄である。

 初春、もう生育に差がついている。枯れそうなものはないが、
もう葉をかなり茂らせたものと、芽がわずかに出てきた程度の
もの、差は大きい。

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 手前はパローレ、新芽がぽつりぽつり、奥は品種はよくわから
ないが元気で葉がかなり出て生きている同じように剪定し、同じ
ように植え替えし、なぜここまでの差が出るのか、生育が非常に
遅いバラ株はまず根が張っていないはずだ。だがどしたら、いい
のか?である。

 バラはセオリー通り、世話をしたら何年でも元気に花を咲かせ
てくれる植物ではない、極めて不自然な交配の結果であり、ひと
つの生物的品種が確立したものでなく、遺伝子が不安定であり、
経年で遺伝子が劣化するケースが多いのは紛れもない事実だ


 発育が遅いバラ、悪いバラ株にどう対処?

 結論は別に特別な方法はない、なぜなら同じようにやってこれ
だけの大差がついているのだ。この時点で発育が遅いと、春にな
っても余り期待ができない、ことになる。

 肥料?時と場合である。同じように皆に寒肥を与えている。土
も堆肥成分も同じだ。

 水やりは慎重に、今の時期、三月中旬は雨に任せればいい

 肥料は寒肥をやっているならもう決して与えないこと。

 消毒は適時必要

 生育の悪いバラ株を飛躍的に元気にする方法は特にない。
 貼るなら水やりは最小限でいい。肥料も寒肥があるなら
 不要である。

 基本は見守る以外にない。さらに剪定もやらないこと。

 肥料は今の段階では劇薬に近い、与えないこと。

 気長に見守る、これに尽きる、どうしてもだめなら止むなく
処分も選択肢だが、バラの栽培で重要なのが気が長いことであ
る。せっかちになってはいけない。バラ株の寿命は短いな、と
最近痛切に感じる。世代交代もタイミングを見計らい、必要な
ら行うべきである。

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