日本は世界一の社会主義税制、過剰に資産を保有してはならない、政党はすべて社会主義政党である


 日本のという国家の最大の特徴は表向きは天皇制の右翼
的な国家、同時に資本主義国、自由主義国、であるが、真実
は違う。表向きの仮面は天皇制の右翼国家、だが現実は国家
社会主義の官僚国家である。民主主義国というこれも看板だ
が国政で、その間接民主制に実質、民主主義的要素はないと
いって何の過言でもない。選挙民の要望が小選挙区選出の代
議士に託されて国政、法案の可決の是非に反映される例はま
ず皆無である。小選挙性、政党法、議員内閣制、で結果は
官僚支配国家である。悪く云うでなく、実質その通りである。
その官僚は国家社会主義官僚である。天皇制も社会主義を単
に隠蔽の道具だが、イデオロギーが社会主義というわけでもな
く、要は国権の乱用、国民からの収奪というだけで、社会福祉
、さらに人権の擁護への意識は極めてレベルが低い。国権の乱
用という点で、保守思想と社会主義がリンクしているとも考え
られる。「社会主義」といって教育費は世界最高水準に高く、
社会保障も低レベルだ。「社会主義」の悪い面だけを取り入れ
ている。国家官僚権益社会主義だろう。社会主義国ではなく、
税制がマルクスそのまま、共産主義に移行する段階の懲罰的
課税、そのまま、というわけである。

 端的に云えば、日本はトータルでは世界一税金が高い国であ
る。一時滞在の外国人が死んでも外国、つまり自国の財産に
まで日本の相続税がかかる、また相続税の補完!ということ
で贈与税は存在自體が世界にまず見いだせず、我が子への小遣
いさえ、贈与税が締め付ける。固定資産税、都市計画税などを
完璧に負担しても最後に相続税だから、日本では公営アパート
に生涯住む、社会主義的市民生活が大正解だろう、富裕層!だ
こならいざしらず、庶民にも容赦ないのである。

 単純な決めつけではなく制度的に慣習化されており、選挙な
意味はない。だが、政権党は無論、実質自民党だが、あれほど
明治の右翼イデオロギーに固執する政党で「男系天皇」「選択
的夫婦別姓反対」などと日本会議と連携しての主張であるが、
ではその右翼的スタンスで「現在の日本の税制はあまりに社会
主義的だ、相続税も世界一厳しい、所得税の累進課税も厳しす
ぎる、資産課税もこれ厳しい、これでは社会主義そのものだから
世界の潮流に合わせて税制も変革すべき」などという意見は、ま
さに皆無で「課税強化」ばかりが社会主義官僚とタッグを組んで
政治家から主張されるのである。日本会議が「日本は税制があま
リに社会主義だ、改革せよ」とはいまだかって聞いたことがなく、
「男系天皇絶対」など正直、アホらしいのいち語に尽きる右翼的
スローガンを声高に叫ぶのみだ。

 日本の官僚が天皇制を仮面、道具で利用していることは明らか
であり、当時の美智子皇后のご実家、一等地の由緒ある豪邸、あ
まりに相続税が高すぎ、金銭で支払えず、分割払いも不可能とし
て物納、ご家族はマンションに転居、国税幹部は「美智子皇后も
実家には執着はない」と発言、役人の天皇制の悪質な利用である。

 公明党も非常に社会主義だし、立憲民主は政権時の「税制改革」
で相続税の大幅な課税強化、所得累進課税の強化、法人優遇とい
う国民生活を踏みにじる政策を制定し、その弊害は半永久的だ。
国民にとって右翼的看板などはどうでもいい、実際の生活である。

 その点、私は生涯、低所得で所得課税は気にする必要もなかった
のな無能の功徳だが、わずかな財産もこどもに簡単に相続させられ
ない現状は困惑である。公明党政治家が「資産格差を次世代に引き
継がせない」と社会主義そのままの主張をしているのを見てもわか
る。日本の政党は全て実質、「社会主義政党」なのである。自民党
は右翼的看板だが、政策は社会主義であり、しかも庶民泣かせの官
僚社会主義の追従である。相続課税強化ばかりが政治家から聞こえ
てくる、富裕層と言ってそのラインが非常に低いのである。東京で
は庶民はささいな住宅さえ国に召し上げられかねない。庶民と超
富裕層を明確に区分してもらわないと北朝鮮的になる、というのは
杞憂ではない。庶民課税がますます厳しくなる日本を覚悟するべき
で、さらに国税の「富裕層撲滅作戦」はさらに進展しそうだ。要は
重税日本ということで減税を唱える政治家政党はないに等しい。
社会主義と云って、課税強化、国民からの収奪ばかりで、福祉の
向上、生活の保証などというプラスへの熱意はほとんどない。

 日本では不動産もある程度ないと寂しいが、さりとて持ちすぎて
もいけない。国に召し上げられるだけである、所得も最高1200万円
、むろんそんな所得は庶民は容易にあり得ないが、日本で高額所得
は意味はないに等しい。さらに金融資産、不動産も過剰にもっては
ならない。庶民は持つ心配もないようだが、老婆が1億円以上を詐欺
でとられた、などと聞くと溜め込む人は溜め込んでタンス預金にして
いるが、国あぶり出しは厳しい。子供への相続税、贈与税は世界に
類がないレベルで、日本で生きる最も賢明なスタイルはそこそこの
所得、不動産は持たないか、最小限、子供は作らない、自動車も持
たないことである。

 日本は言論の自由があると公言しても、国家にコントロールされ
た御用メディアばかり、政府批判は実質、存在せず、世界では非常
識という政策、法制も全く無批判である。とにかく信じやすい操作、
洗脳されやすい日本人の国民性に政府がますます、つけ込んでいる
わけである。国の意向に沿う意図的な大衆操作のメディアばかり、
愚民化は際限もない。

この記事へのコメント

killy
2023年03月22日 22:41
私も貴兄と同じ説を20代後半から持っていました。
色々説明しても理解されません。
現状で生活できる(飯が食える)からでしょう。