戦前の保津川下り、昭和17年の春、三菱電機神戸の社内旅行


 今日は京都の観光の目玉?保津川下りで事故が起き、転覆、
お一人が死亡、また一人が流されて行方不明となった。空舵
が原因と云うが、岩場で急流、今日は好天だったが、常に危険
と隣合わせである。私は怖くて乗れない、と正直思える。船頭
は4人乗船していたというが、いかんせん、人力勝負だけに、
事故を防ぎきるのは難しい。

 写真は三菱電機神戸製作所が昭和17年春に行った京都への
社内旅行である。この班は女性ばかりのようだ、割と鮮明な
写真である。三菱電機には優秀なカメラがあった。事業内容
は軍事向けで変圧器など製造である。まだ戦時下だが切迫感
はない時代、だがすぐに空襲の時代になった。神戸は繰り返
しB29の空襲を受け、焼け野原になった。

 
画像

この記事へのコメント

killy
2023年03月29日 09:40
今まで事故がほとんど起きなかったのが不思議です。
エンジンが付いてないから小型船舶免許は不要でしょうが、営業なら船頭を含め全員がライフジャケットの着用を法律化すべきです。