宝塚 懐かしの写真館(290)『七日公爵』1935年10月、大劇場、月組公演
1935年、大劇場で9月25日から10月31日まで月組で公演さ
れた『七日公爵』原作・小林恒夫「愚作の所感:私といたし
まして処女作でもあり、また試作である本作が脚光の栄誉を
得たことは、実はまことにお羞しい次第であります。愚作の
『七日公爵』は映画『三日伯爵』から得たヒントをもとにし
ており、またその映画も私は実際には見てもいないので、あく
まで話を人から聞いて、に過ぎません。」
吉富一郎改作、振付「え、そうなんです。つまり生意気な
ドルセンヌが、自分の恋しているココナッツフォリーズの
歌手、マリーにジャンという恋人がいる知りつつ、公爵とい
う地位を利用し、婉曲にジャンをマリーから離そうとしてい
りう、その機会が公爵の伯母のアメリヤと許嫁のジャネット
が巴里見物に来るという通知にぶつかって、それを利用した
ことが公爵の条件にかなわなかった、というギブアップ劇で
す」
ジャン・小夜福子
執事・霜野長谷子
舞台監督・門野まろや
劇場支配人・社敬子
マリー・轟由起子
ジャネット:櫻町公子
ルンバjの女・逢阪せき子
ルンバの男・玉津真砂
轟由起子・マリー
小夜福子・ジャン
名草久美子、大峰杉子 タバコ売り
門野まろや・監督
藤野千絵子・歌う女、山川あさ子・歌う男
名草久美子、大峰杉子
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