バイデン大統領、広島G7欠席で岸田の壮大な思惑は迷夢に終わりけり

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 根底にはトランプ前大統領の報復に燃える怒りがあり、そ
レがアメリカの共和党の対決姿勢がアメリカをディフォルト、
不渡りに追い込む瀬戸際である。とりあえず、も何もアメリ
カにすれば共和党の譲歩を引き出す以外にないわけだが、こ
の前の大統領選挙のしこりは怨念と化している。今度こそ、
大統領バイデン勝利への共和党の仕掛け、第二弾である。ここ
で失墜を誘えばバイデン再選もない。

 そこで、実はどうでもいいが、地元広島でのG'7開催で最
大限の政治的効果を狙っていた岸田首相の思惑も迷夢に終わ
る惨めな結果と成る。G7といってイタリア、カナダなども含
み、超大国はアメリカ一国だ。カナダはアメリカがただ北米
のよしみでサミット加入を求めただけだし、イタリアなど弱
小資本主義国、とんもかくにも「平和都市広島」という、い
わば虚構をフルに活用しての核兵器削減のアピール演技、ウ
クライナ支援、ロシア非難、なにせ岸田は「勝利しゃもじ」
を「ロシアを召し捕る(飯取る)」とウクライナまで持参したほ
どのおっちょこちょいだし、対中結束、とまあ、正直、建前の
実質美辞麗句を並べ建てての政治的イベント、政治効果を狙え
ども、それらは虚構の演出だったと暴露されてしまう。

 アメリカ実は前回の激しい大統領選挙での対立と混乱が何ら
収束していなかった、ことを改めて暴露した。トランプの報復
はこれから始まると見るべきだ、共和党保守派はアメリカ政府
の債務残高の上限のアップに応じる可能性は低い、何よりここで
バイデンを追い落とす効果は絶大だが、他方、リーマンを遥かに
超える世界経済への影響がある。アメリカ国債の金利急上昇、
アメリカ国債の暴落、

 建前と洗脳ドグマに浸っている日本へも痛撃となる。岸田は
これで死んだも同然である。

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