つぶやき館　(元祖つぶやき館)　移転しました

　なにか歯を失えば必ず補綴、人工的な代替物で喪失した
部位を補わえばならない、という考えが現代人は染み込ん
でいるものだ。実は補綴したために、余計に多くの歯を将
来、失ってしまう可能性が高い。またインプラント、とす
ぐ考える人がいる、広告も羽目を外している、だが何より
重要なことは「インプラントは解決策」ではない、という
ことである。こう云っても信じてもらえないことが多いが
、実はこれこそ真実である。ブリッジとでは一本を補った
ために結果、両隣の歯を失うことになてつぃまう。

　ただし上顎前歯は審美上、放置はできないものだ。口唇
のハリも失われ「老人性顔貌」になりかねない、したがっ
って上顎前歯に限れば補綴せざるを得ない。ここでは歯根
が残っていたらメタルコアか何かで土台を作り、「前装冠」
が保険適応である。は自体が全部失われたら、・・・ブリッ
ジが多いが、一本のために両隣かそれ以上の多くの健全な
歯を大きく削るのは将来を考えるとバカバカしい、結果、
多数歯を喪失に必ず至る、ではインプラント？解決策でない
といったのは、骨填補が全く現実、当てにならず、紙のよう
に薄い上顎骨ゆえに長いインプラントも抜ける羽目になる。
副鼻腔炎も重篤な形で誘発しやすい。苦しみを生むインプラ
ント、実は賢いのは一本義歯だが、これも馴染めないという
人が多い。どこかで我慢するしかない、今さえ良ければ、ブ
リッジとなるが将来、必ず多数歯を失う。

　部分義歯を有効に利用する術をもっと活用すべきとは思
うが違和感は大きい。ただ健全歯飲むような削合をしなく
てもいい、はあまりに大きなメリットである。だが、歯の
欠損した状態になれることのほうが必要だろう。

　臼歯、大臼歯は特に重要と思ってしまうが実は片方が残っ
ていたら補綴しなくても構わない、というより放置が選択
だが対合歯があると伸びてくる。これは難しい問題、上下
なくなれば放置は賢明だが、対合歯があれば、やむなく補綴
という選択肢になってしまう。難しい選択だ。

　歯が失われたとか歯根状態ではないが、カリエスで歯を
削り、全面被覆冠は多用されるが、これは必ず将来、その歯
を喪失の原因となる。金属にカヴァーされた歯は過湿となっ
て脂質が徐々に軟化し、崩壊、融解する。

　歯根だけの残る、残根状態、これも臼歯では何が何でも補綴
、の必要はない、というより放置が生活きるケースである。要
は「歯が全て揃った状態」は必要ではない、というあまり語ら
れない真実である。

　コンポジトレジンなどでの部分的補修は補綴とは言わないか
ら「無理に何が何でも補綴」には該当しない。