ICチップを埋め込まれた日本人、デジタル後進国の奇妙な突出の根底にあるもの

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 2024年、秋に健康保険証が廃止となるマイナ法案は国会
で成立した。だが別にマイナ法案ばかりではないが、およそ
国政において民意が反映されるシステムはまったくない。あ
れよあれよというまに、まず民意から言うと到底、簡単に賛
同出来ないような法案が次々と閣議決定、国会上程、可決成
立する。国政選挙は既成政党の議席数の多少の増減をもたら
すだけの茶番劇で、民意がそこで反映される仕組みはまった
くない。茶番劇の白紙委任である、・・・・・・官僚制度と
頑強に一体化した議院内閣制、政党政治での党議拘束、小選
挙区制の党の公認権の拡大強化、で小選挙区制で候補者に何
らかの具体的民意を反映させられる要素は皆無である。

 さて、一事が万事の民意反映のシステムがない国政では
なんでも官僚と政権党幹部の談合で実質全て決まってしまう。
国政選挙は白紙委任の意思表示にしかならない、・・・・

とまあ愚痴ってみるが、ついに国民全員にICチップが埋め込
まれようとしている。無論、便利は便利なようだが、現実、
健康保険証廃止にせよ、行政サービス、納税にせよ、トラブ
ル続出である。そのようなプラス方面?の不具合もさること
ながら、根底は国の国民監視、統治の強化、所得資産の完全
把握による徴税強化、さらに運転免許の高齢者講習にかかる
「認知症」データという「優生思想」国家の成立という、心
胆を寒からしめる懸念がある。

 健康保険証廃止は、それ自体は不便である。便利な面は「
全てが完璧である」場合に限られ、数限りない例外的事象が
多彩なレベルで発生する、

 まずはネット接続の不具合、端末機器(パソコン」のクラッ
シュ(最近現実にリースのパソコンがクラッシュした)、そも
そも保険者の資格は目まぐるしく変動するが、それが役所で
迅速完璧に達成できているかどうか、だが現実「資格なし」
とご表示されるケースが少なくない、ICチップ依存だから
万全ではなく、それはあくまで役所での登録の完璧、反映の
完璧、ネット接続、、さらに停電などが逢ってはパーである。
端末のパソコンなどの故障、パスワードわを忘れた患者さん、
顔認証が上手く行かない、パスワードを三回間違えたらもう、
そのマイナカードは使えなくなる。ICチップを国民に埋め込
めば万事迅速に都合がいい、書かず多くの前提条件が完璧で
あればである。例外事象、トラブルは当たり前に発生してい
るのだ。その都度、例えば資格が反映されていないなら「と
もかく10割請求せよ」本当に困り果ててしまう。

 セルフレジにしたら店員さんの煩わしい負担が遥かに増
えたり、みどりの窓口を、わざわざ休止時間設定で券売機
での駅員さんの負担が遥かに増大するのと似ている。

 さらに国の真の目的は国民統治、さらに不安は優生思想が
国に浸透している現状である。徴税完璧、を超えて国民の優
生的支配が将来に見えてどうしようもない。世の中は決して
いい方向に進んでいない。

この記事へのコメント

killy
2023年06月03日 12:59
日本の役所にコンピューターの専門家がいないのが原因です。
マイナは、1000件くらいヒューマンエラーや機器の不具合が生じるとは思っていましたので、まだまだ発生するでしょう。