学芸館高校がなぜ今年の全国サッカーで優勝できたのか?移転で過渡期の作陽学園のスキを突いた?
さて、今年初頭、高校全国サッカーで岡山市の学芸館が、
よもやの全国制覇をした。岡山県代表としては以前、津山市
にあった作陽高校(現在の作陽学園高校)の準優勝が最高だっ
た。現在は「学芸館高校」という垢抜けた校名だが、元来は
「金川学園?」だったか「金山高校」だったか、所在地も
よく分からなかった、今聞けば創設者の名前が校名だそうで。
西大寺市(現在は岡山市西大寺)にあった、イメージとしては全
く冴えない高校だったと思う。それが学芸館高校という一気に
洗練された校名にかわり、制服も一新、イメージチェンジとは
このことか、と思わせる。
スポーツに力を入れているのは野球部を見ても分かるが、岡山
県のサッカーのレベルは作陽高校におんぶしていた現実もあっ
た。その作陽高校は津山市から乾坤一擲で倉敷市玉島に移転、
過渡期でブランクが続いた。だが1995年ころ?作陽音大が津山
市から倉敷市玉島に移転、それを追ッテの宿願の学園統合とな
った。育て津山市は残念だったと思うが、ここは県南に移転し
か選択肢はなかったわけである。
しかし、なぜ過渡期の作陽とはいえ、学芸館がサッカーで全
国制覇?実は噂では、本来は作陽高校に進む有望選手が大挙し
て学芸館に入ったから、というもっぱらの噂である。そうだと
したら、なぜ今まで毎年、作陽高校が全国大会で常に優勝戦線
にいなかったのか、という疑問も湧く。「学芸館サッカーの強
い時期はもう終わった」とも語られている。現実どうかわから
ないが、作陽学園高校となって選手集め、生徒集めには格段に
有利となったのは紛れもない事実、今後に期待したい。
新幹線停車の新倉敷駅から徒歩6分、こだま、で岡山駅まで
9~10分という好立地ではある。中学も設置してほしい気はす
るが敷地校舎の問題もあるから将来的な課題だろう。
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