バラで一番大切なこと、「活動期のバラは切りすぎるな」軽めの開花後切り戻しで十分

バラ栽培動画が非常に多い、かなり権威のある方の動画も
視聴できる。だが結果として、大きな誤解を生んでいると思
われる。すべての動画ではないが、その傾向が強い。その最
たる内容は「開花後切り戻し、剪定」、「夏剪定」である。
活動期野薔薇は大きく切り戻してはいけない、そこにはバラ
の生きる活力が宿っているからでらう。無論、枯れ枝や明ら
かに不要な枝は切ってもいい、だがそれも実は慎重でなけれ
なばらない、。切り戻さなくてもバラが枯れることはない、
が逆に剪定して枯れることは往々にしてある。冬剪定はかな
り切り戻す、これは事実だ、それはバラが活動期を終え、休
止期にはいるからである。
だがバンバンの活動期、決してバラを過剰に切り戻しては
いけないし、まして夏が終わっての「全面的に三分の一を
切り戻す」夏剪定をやってはいけない、それはバラ園だけに
任せておけばいい、ことで一般のやるべきことではない。一般
の愛好家がやるべきでないことを、「当然やるべきだ」さらに
「バラは切って切って切りまくれ」と動画で咆哮するような大
家がいるから問題なのだ。最近も親しい方が、まだ初心者なの
だがバラの春のシュート、動画で「シュートは大きく切りもど
せ」と云っていたのを真に受けて大きく剪定し、すっかり、そ
の苗自体が活動を休止し、枝も出さなくなって途方に暮れてお
られた。シートには特にバラの活動力が集約されている。これ
を剪定は生命力を奪うようなものだ。
お勧めのバラ動画は
京成バラ園、篠宮バラ園、である。
活動期のバラをおおきく切り戻しすぎると、そのまま休止
してしまうことが多く、最悪、枯れてしまう。活性を失ったバ
ラは病気になりやすく、害虫の餌食になりやすい。
だから大切なこと
① 花がらは雄しべが見え始めたら早めに切り取る。これは
原則、最も近いが三番目以内の5枚葉の上で切る。
②肥料は元肥、3月末、6月初旬、9月初旬に与えるのが基本。
決して与えすぎないこと。
③ バラの活動期に過剰に決して切り戻さない。活力を奪い去
てつぃまう。夏剪定は原則、やらないこと。そのままバラが休止
する可能性がある。
④乾湿を明確にする、春先は別として、基本は十分乾いて十分
水を与える。いつもだらだら水を与えてはいけない。
⑤日照は午前中だけでいい、西陽は必要ない。半日陰でもバラ
は育つ。風通しも重要。
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