歯科矯正というペテンがなぜこの世にまかり通るのか?動いた歯は必ず元に戻る、亡者の騙しの伏魔殿


 歯科矯正は自費である、歯科医にすればあの保健医療の制約
がないというのは、最上の魅力である。オンライン資格確認も
自費だけなら必要はない。保険請求しなくていい、別に自費は
歯科矯正だけではないが、歯科矯正自体が基本全て、自費であ
る特殊な分野だ、したがって金の亡者のような歯科矯正医によ
るトラブルは際限もない。矯正自体のトラブル、また料金の
トラブル、今回の銀座の矯正クリニックのようの「最初187万
出しなさい、それから15万円?バックします。あとは治療費は
一切無料です」これを聞いて、真に受ける人がこの世にいるの
かと驚いてしまう。保険診療でないから何をやろうが勝手とい
うにせよ、ものには程度がある、ということである。

 私は世間に、メディアにもだが、歯科矯正への大きな誤解が
潜んでいると思う。それが歯科矯正にまつわるさまざまなトラ
ブルの根底にある。歯科矯正幻想というべきものだ。

 日本人の歯科矯正幻想には何層ものレベルがある。

 一定の力を加え続けたら歯が動く、これが歯科矯正の基本の
考えである。だが外部から力を食わ続けて動く歯は必ず元に戻る。


 端的に言うならば、このような意味での医療分野は存在しない
、極端でなく、存在しないと考えるべき。

 歯科矯正は審美性に異常にこだわるアメリカのワスプ富裕の
白人層の要求で生まれたものである。そこでアメリカの歯学部
において歯科矯正学が「発展」したわけだが、現実、アメリカ
でも歯科矯正は到底、うまくことが運んでいない。動かいた歯
は戻る、というのは白人富裕層でも同じことだからである。持
続的に一定の力を加え、はを移動させる、だが決して永続する
ものではない。もとに戻るし、そもそも意図通り、歯が移動し
ないケースが多すぎる。

 ブラケットを装着し、ひどいカリエスになって歯を失ってし
まうケースも珍しくない、


 歯の隙間なら、レジンなどで簡単に目立たないような方法が
ある。

 要するに歯科矯正自体が医療と認め難い、異常な分野、方法論
の世界である。

 日本人に歯科矯正はそもそも必要ない。別に日本人の容貌が
白人のように端正でなく、その富裕層の欲求の結果の歯科矯正
の世界に足を踏み入れる必要は毛頭ない、と考える。

 似た例というと何だが、ホワイトニングというものがある。
日本人の富裕層?が往々にしてこれを行って白人の真っ白な顔
の審美性!欲求のためのホワイトニングを行い、まるで黒人の
白いはギラギラ、のような不似合いな滑稽な様相を呈している
こと、さらにインプラントもその危険性を帯びている。歯槽骨
を失った顎骨へのボルトでの埋入は早晩、トラブルを生む、端
的に云えばインプラントは解決法ではない、のである。

 歯科矯正?取り合う必要はないが、これに騙される日本人も
絶えることがない、自費の旨味、ということでえあろう。

 

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